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忙しいビジネスマンにこそオススメです!お香体験☆嗅覚を活性化すると脳がスッキリ!集中力が高まります

イベント
「また来た~い!また企画してね」

 

お客さまと一緒にお香を聞く組香の一つ「源氏香」を体験してきました。
お香の体験を終わった後に行かれた皆さんから言われました。私も初めての「お香体験」でしたが、終わった後の爽快感は今までに味わったことのないものでした!

 

御所近くの「山田松調香所」は江戸時代から続く京都でも有名なお香の専門店です。
店内には可愛い匂い袋を始めいろいろな香がたくさんあり一つ一つ香を確かめたくなります。奥の方にはずらりと聞香に使う貴重な香木が細かく引き出しに収納されています。
お香は「嗅ぐ」のではなく「聞く」と言います。文字通り「聞く」ように静かに香に心を傾けます。
「お香を聞く」とは
香木の香はその性質によって6種類に分類され六国(りっこく)と呼ばれます。
伽羅(きゃら)羅国(らこく)真南蛮(まなぶ)真那賀(まなか)寸門陀羅(すまだら)佐曾羅(さそら)の6つです。
更に 甘、酸、辛、鹹(かん、塩辛い)苦の5味の組合せで区分されます。
香を聞きながら心の中でイメージを広げ、ソムリエのように香の味を言葉で表現することに似ていると思いました。
「源氏香」とは香当てゲームです。
5種類の香をそれぞれ5包み用意します。25包みをシャッフルさせた中から5包を取り出しておきます。その香を1つづつ聞いて同じだったか違っていたかを図に書き源氏物語になぞらえた図の中から探し出し紙に書き当てっこをして楽しみます。
「源氏香」についてはこちらの記事もご覧ください。
担当のスタッフの方が初心者でもわかりやすく説明してくださいました。

 

灰が盛られた器には人の柄が描かれていてその中に1箇所、人が座っている図がありました。そこがこの器の正面です。受け取る時、次の方に回す時はそちらを正面に持ちます。

軽く礼をするように器を頂いてから左回りに2回回転させます。

手のひらを少し丸めて中にお香を貯めて聞きます。

下座へ向かって息を吐きもう一度お香を聞きます。それを3回または5回繰り返します。

 

5つの香を次々と聞いて香りを記憶し、同じものを当てる「香りの神経衰弱」ゲームのような遊びです。

 

回答を書いた紙を順にお盆の上に乗せて亭主(お点前をしてくださった方)に渡して採点してもらいます。ちょっと緊張します(^^)

「香を聞こうとすると精神が集中して気持ちが変わってすっきりした~~」いつもお仕事で忙しくされているTさまが終わった後に言われました。
「五感というけれど目で見る、口で味わう、耳で聞く、手で触るは日常でもよくやってるけど鼻はあまり神経を使って感じることがないもんね」
と言われてなるほど!と思いました。

 

一番使わない器官を活性化させた時の爽快感だったのでしょうね!
お仕事でパンパンの方がリラックスする、異次元へ飛んで脳を空っぽにするには最高にいい体験だと思いました。
香炉に炊かれた一片の香木から立つほのかな香を聞き分けるお香の遊び「源氏香」
またやってみたいと思いました。
私たちも先に少し勉強してから行ったのでとても分かりやすく楽しめました🎵

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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