着物は襟の合わせ方で年齢を感じます☆映画「日々之好日」に見る年齢の表現
着物
「この映画、着物の着付けが本当にきれいやわ〜」映画「日々之好日」を見ていて思いました。
主役の黒木華さんがお茶を習い始めたのは大学生の時でした。初めて初釜に着物を着た時の江戸小紋の着方です。
襟元はきっちり合わせてあります。左右の襟の角度は90度に近い角度でしょう。
襟が深く打ち合わせてあり喉元が締まっていると若く見えます。
このシーンと比べてみてどうでしょう?
30年経ってお父さんが亡くなった時の喪服のシーンです。襟合わせの角度が小さく、シャープになっているのがわかりますか?髪型やお化粧による年齢の表現もありますが、襟の合わせ方は年齢を表す上で大きな影響を与えるものです。
逆に言えば着物を着る時、着せてもらう時にこのことを知っていて表現する必要がありますね。若い方があまりシャープな襟合わせをすると老けて見えてしまうし、少し年齢がいってからあまり襟を深く合わせると窮屈な不似合いな印象を与えてしまいます。知っておくといいですね。
着物の知恵を知って、自分で着物を着られたらいいですね〜!
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持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
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1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。
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