初釜に付き物「老松」特製の極上「花びら餅」とお弁当☆京都・弘道館 2017.01.11 歳時記 娘が初釜で京都「弘道館」へ行きました。お茶を習い始めて1年にもならない娘にとって「初釜」は初めての体験でとても楽しみにしていました。 「花びら餅」は初釜に付き物ですが、弘道館での花びら餅は一般には売っていないとてもプレミアムなものなんだそうです。 先輩の先生にも「あの花びら餅だけは食べておいた方がいいよ」とお稽古の時から言われていたそうです。 私は今まで花びら餅を特別美味しいなんて思って食べたことがなかったので興味津々でした。 京都、上七軒の老舗菓子舗「老松」さんの特注品です。 この美味しさ!!!いつも生の和菓子を食べ慣れたお茶の先生方も大絶賛💕 「あの花びら餅が食べられる!」と初釜を心待ちにしていらっしゃる方も多いとか。 中の餡がゆるいので上手に食べれるようになったら上級者だと見られるんだそうです。 知る人ぞ知る、裏技!!! 老松さんの本店、店頭でも出してないそうですが、「弘道館で出してはる花びら餅ないですか?」と聞くと奥から出してきてもらえるそうです♫ ところで初釜ではお昼ご飯が出るのですが全部は食べれなかったからと持って帰ってきました。 「箱と栞の真田紐の組み合わせが一人一人違ってたんだよ」立派な箱に入り真田紐できっちりと結ばれています。 「食べても食べてもぎっしり詰まっていて色んなお料理が入ってたんだよ」と嬉しそうに話していました。かなり食べたようですがそれでもまだいっぱい入っていました。 このお弁当は京都卸売市場近くの「井政」さんのです。 「井政」さんは弘道館の太田さんと伝説になっている裏千家の「井口海仙」さんの同門だったそうです。 太田さんのお家のおせち料理は「井政」さんに決まっているそうです。 「茶福箱」は茶道のお道具を仕舞う箱を見立てて考案した井政オリジナルのお弁当です。 さすがにお茶人さんらしいきっちり感! 真田紐をほどき蓋を開けてると、季節の旬がぎっしりです♡ 「きものであそぼ」と毎月イベントを主催している山本呉服店ではいつも色々なところにアンテナを張って情報収集してないといけません! あまりに素晴らしいレベルのお料理だったのでお客様をお連れできないかと近いうちに下見に行ってこようと思っています。 行ってきたらまたご報告しますね🎵 山本由紀子546,988 views 明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず... プロフィール Tweet Share 歳時記 コメント: 0 日本の三大稲荷「お千代保稲荷」へ初詣☆商売繁盛の秘訣を参道で見た。 明日は節分祭☆節分の鬼はなぜ虎のパンツを履いているのでしょうか? ピックアップ記事 イベント ミシュラン2つ星「祇園丸山」で懐石料理☆3つ星「菊乃井」村田... 2016.04.03イベント, 京都さんぽ 着物 着物のシツケ糸、どれを取ったらいいの?『取るしつけ』『取って... 2016.09.05着物 着物 卒業式は黒紋付にグリーンの袴☆「宝塚スタイル」で凛とかっこよ... 2016.11.03着物 関連記事一覧 日本文化であそぼ 作法や所作には意味がある☆出版への道「サキ読み」まであと6日 2021.08.20 由紀子の日々 「古くて新しきもののみ永遠に不滅なり」を考える 2020.04.07 きもの男子 花嫁さんのお母様から彼へのプレゼント☆長く想いを伝える着物と... 2020.08.29 品格の教科書 「品格の教科書」P42右を上にすることが、物を包む時の作法で... 2023.01.29 由紀子の日々 足袋とインソールの出会い☆京都でのいろいろな出会いに感謝! 2019.09.20 由紀子の日々 「古くて新しきもののみ永遠に不滅なり」着物を着ることの新しい... 2019.03.19 歳時記 旧暦なら、断然ロマンチックな七夕☆歳時記の意味を知る 2021.07.07 由紀子の日々 平穏無事 2023.08.20 コメント ( 0 ) トラックバック ( 0 ) この記事へのコメントはありません。 この記事へのトラックバックはありません。 トラックバック URL 返信をキャンセルする。 名前 ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) ※ 公開されません URL
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