矯正下着ブランドの名前に「kimono」の怪?☆きっちり理知的に見え、しかも楽な着物の着方を目指します。
昨日から新たに「きもの塾」(着付け教室)に着てくださる方が増えて始まりました。とっても嬉しいです!
しかも、いちいち着物の成り立ちやなぜこうするのかなど理屈を言う私をむしろ面白がっていただけるので同士を得た気持ちになりました(笑)
はじめにお茶をしながらお話ししていたらアメリカのタレントさんが発表した
矯正下着のブランドに「kimono」と名付けた話題になりました。
日本だけでなく各国から「文化盗用」との批判が噴出し短期間に13万人もの署名が集まり、
昨日とうとうブランド名を変更することになったと聞きホッとしました。
「”kimono”というと憧れと上品さでイメージがいいからつけはったんでしょうけど着物は下着じゃないし。
それに矯正下着とは着物がいかにもガチガチに固めて着る物のように思われているのがちょっとね~」
私もずいぶん侵害だと思いました。
でも今のガチガチでシワ一本も許さない着方が誤解を招いたのではないかとも思いました。
戦前までは着物はもっとゆるく、楽に着ていました。スリムにビシッと着るようになったのは戦後です。
ウエストの補正だけでなく胸元などにもパンパンに綿を詰めて着る着方が本当にいいのでしょうか?
着物ってもっと普通に楽にその人の体型で着ればいいと思います。絹の生地からできる陰影も素敵です。
いろいろな考え方がありますが、
当店では紐でぐるぐる巻きにするような着方でなく最小限の腰紐1本とコーリンベルト(ゴム製品)などを使って楽に着ていただく着方です。
「この辺りにもいっぱい着付け教室があるけど、山本さんのやり方が習いたかったので来ました」
「着物の着方だけじゃなくて色々わかるので楽しいです」
とおっしゃってくださって本当に嬉しかったです。
よろしかったらあなた様も来てくださいね。着物の着方だけでなくその周りの「なぜ」がわかります。
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着物の知恵を知って、自分で着物を着られたら嬉しい〜🎵
*山兵、京都 着物を自分で着よう「きもの塾」募集!
最大限 2名までの個人レッスンです。
持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)
1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。
その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。
なぜ?から学ぶ着方教室
6回 18,000円
*ご都合の良い日をお申し込みください。
上記以外でもお受けできる場合がありますので問い合わせフォームに書き込んでください。
この後も個人の進行具合に合わせてお稽古できます。
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現在、水曜日 午後1:30〜16:00 お稽古をしていますが他の曜日、時間がいい方はお知らせくださいね。
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