舞妓さんの帯留め「ぽっちり」京裳苑での秘話☆「祇園で舞妓さんからおもてなしを学ぼう」イベント募集中

日本文化であそぼ

一昨年の京裳苑(毎年6月に京都のみやこメッセで山本呉服店が主催で開催している新作発表会)に祇園から舞妓さんに来てもらいました。

舞妓さんっておひきずりの着物にだらりの帯はとても綺麗で豪華です。

「着物が単衣になったので軽うなりました」

単衣の着物は袷(冬物)に比べて3~4㎏も軽いそうです。

 

珊瑚と象牙をふんだんに使った蝶のデザインの「ぽっちり」(帯留め)です。

 

舞妓さんの衣裳でポイントとなるのは手の込んだ刺繍の半襟と大きな帯留め「ぽっちり」です。

素敵でしょ!!

 

こちらは上七軒の舞妓さんです。「ぽっちり」がどんなだったか忘れてしまいましたが、写真で見ても帯の真ん中に年代物らしき立派な飾りが目立っています。

 

 

だいぶん以前にも舞妓さんに来ていただいたのですが、その時の話を思い出しました。

その時の舞妓さんが

「出かけるときにおかあさん(お茶屋さんの代表者)にこけても(転んでも)ぽっちりは絶対に壊さんとおくれやす!

あんたが骨を折ってもそのうち繋がるけどぽっちりは二度とつながらしまへん。どんなことしても守っておくれやす!」と言われたそうです。

何とキツイ言い方!そんな言い方しなくてもいいのにと舞妓ちゃんがかわいそうになりました。

 

でもね、そのぽっちりは明治時代に作られた骨董品としても値打ちのある工芸品!

壊れたらもう直せる人もないんだそうです。

「今日は呉服屋さんの展示会に行くのやから一番いいぽっちりをしていきおし。とおかあさんが出してくれはったんどす」

と言われ、お茶屋さんの家宝のぽっちりを舞妓ちゃんに出してくださったおかあさんに感謝したものでした。

 

 

舞妓さんは今は芸能人のように華やかさだけが取り上げられていますが、芸を磨きお作法を習い一流のおもてなしを身につけた人たちです。

なかなかそんな場や人たちに触れる機会はありません。みんなで一流のおもてなしを体験してみませんか。

呉服屋ならではの着物や帯のお話、いろいろなエピソードも私が知る限りお話しします。

 

祇園で舞妓さんからおもてなしを学ぼう

 

■  とき  8月27日(火) 17時〜

■  場所  ミシュラン一つ星、祇園「味ふくしま」

■  8名さま あと4名さまです。

■  お申込期限 8月1日(木)

   人数に達し次第締め切りさせていただきます。

■  会費    35,000

 

由紀子の花街基礎講座

 

花街には学生時代に日本舞踊を習いに行っていたり舞妓さん達の踊りを見に行ったりしていた経験から舞妓さんや芸妓さんのことはほんの少しですが聞いています。

花街のしきたりや歳時記、舞妓さんがどのようにデビューしてどのような生活をしてはるのか、、、私が知っていることを先に伝授させていただきます。

よろしかったら祇園へ行く前に来てくださいね。

■ 山兵さろん   15時〜

 

浴衣やきものが欲しい〜、大歓迎です!基本的にオーダー仕立てですので先にご連絡くださいね。

お家にある方は持って来ていただいたらさろんで着付けします。

■  着付けは14時〜

 

お席が埋まり次第募集を締め切らせていただきますのでお早めに申込フォームに書いてポチッとしてくださいね。

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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