日本の三大稲荷「お千代保稲荷」へ初詣☆商売繁盛の秘訣を参道で見た。

歳時記

「お稲荷さん」は言わずと知れた商売の神様です。

何年も毎年お参りしているのに「お千代保さん」が3大稲荷に数えられているとは知りませんでした。
参考のために後の2つは京都の「伏見稲荷」と愛知県の「豊川稲荷」
日本の真ん中あたりに固まっている感があります。

今日は「小寒」 日差しはあったものの伊吹おろしが吹き荒れて寒いさむい!お千代保稲荷の参道はお店がずらっと並びとても賑わっています。行きは横目で見ながら先にお参りしなくちゃ、と急ぎ足で向かいます。

 

手を洗って清めた後、油揚げとろうそくを買います。セットで50円也。

 

他のろうそくから灯をいただいて奉納します。風が強いので扉が付いていますがいつもすぐに消えてしまいます。

 

油揚げはお賽銭と一緒に本殿に投げ込みます。

 

 

本殿の背後にあるおみくじは鉄の筒をカラカラと降って出てきた棒の数字で占います。後ろのボードに書いてあるのを読むんです。

 

「大吉、出て〜〜!」

10番までしかないのに大凶まで有ります。10人に一人は大凶の確率です!

 

 

お参りの後は一方通行になっていてこちらに狐の姿、狛狐?があります。

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商売繁盛の神様だけあって沿道には色々なお店で賑わっています。

名物の串カツ。その場で受け取ってしゃぶりつく人たちが絶えません。
テレビなどでよく取材される「たまや」さんはすごい行列で、待たなければ近づけません。

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草餅、うなぎ(元々はナマズや鯉が名物)漬物や、八百屋、洋服や・・・なんでもあります。

 

毎年行っているとお店が変わったり業種や売るものが変わったりしています。そうやって時代のお客様の好みに合わせて敏感に合わせているんですね。
その努力が参道の商店街としての人気、賑わいを作り出しているのだと思いました。

 

私たちは毎年、八百屋さんを見て比べて歩きます。

駐車場に近いところに何軒かあるんですが、とっても安いんです!

「ごぼうがこんな沢山入ってて150円だったよ」とか着物を社員もこの時ばかりは主婦に戻って大きなビニール袋いっぱいに買い込んで帰ります。

北海道産の小豆GET!

北海道産の小豆GET!

 

私も駐車場に近い八百屋さんでお約束の小豆を買いました。
帰ってから「おぜんざい」を作りました。
縁起物のお鏡さんのお餅を明日は各店で召し上がってくださいね。
合言葉は「鏡開きした?」ですよ(^^)

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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