書き初めを書き換えます「今年の一文字」☆今年にかける思い
「書き初めを書き換えよう」毎年、テーマとなる一字を決めて書き初めをしています。
今年はなりたい未来を描き、そこからの発想で今何をすべきかを決めていこうと「ぶっ飛ぶ」➡︎「飛」にしました。
でも今朝、建築家の安藤忠雄さんのドキュメントを見ていて「熱」に変えることに決めました。
言わずと知れた安藤忠雄さんは世界的な建築家です。78歳には見えないパワー、自分の使命に対してまっすぐに活動されていました。世界的な地位を確立されているのだから自分の考えは全て通るのかと思っていましたが、「僕は英語が喋れないからいいんだよ。相手が文句を言っていても分からないから自分の意見を通してしまえる」と笑っていらっしゃいました。頑固なフランス人(失礼)もタジタジでした。
自分の信念がしっかりしているからに他なりません。
話は変わりますが母がデザイナー、コシノヒロコさんと話した時の話を思い出しました。
ずっと以前にヒロコさんが神戸の自宅の設計を友達である安藤忠雄さんに依頼されました。全てお任せだったそうですが、出来上がったお家は土山の中に埋もれた安藤さん独特のデザイン「自然と一体になる家」でした。デザインとしては今も写真集に掲載される素敵な家なのですが、ヒロコさん曰く「あーーんな家、住んでられないわ! 暗いし、寒いし、湿気るし、人間の住むところじゃない!」ご自身はマンション(ご自分でデザインされたそうですが)に住んでいらっしゃる安藤さんに「自分だけ暖かい家に住んで!」と大変な剣幕だったそうです。
結局2年ほどでその隣に一般的な(?)家を建てられ、安藤さんがデザインされた家はギャラリーにされました。
「建築家って自分の主張しかないんだな」お客様の視点でどうしたら喜んでもらえるかばかりを考えている商人である私とは真逆の考え方が理解できませんでした。
今年3月に大阪、中之島にオープンする安藤さんデザインの「こども本の森、中之島」に政界、学会、経済界、、の幅広いお付き合いの名だたる方が来られていました。それは安藤さんの「未来の子供達を本で育てる」という熱き思いに共感して集まられたのだと思いました。
仕事とは、自分が生かされている使命感の元に自分の理念や信念をどう伝えて、共感する人と実現させていくかだと思いました。
それには自分の思いを伝えなければいけません。
昨年、期せずして2人の友人から言われました。
「ゆっこさんは喋って思いを伝える人ですね」「喋っている時はすごいな~と思ったけど、紙にしたら30パーセントも伝わってこない」
きっと喋っている時の私は夢中になって思いを伝えようとしているのでしょう。
一方、紙やブログで伝えようと思うと伝わっていないのを自覚しました。
安藤さんのように信念を持って言い切るのエネルギー、熱量の問題なのではないか?
エネルギーを伝える!どんな時もそれを忘れずに熱量を持ってやっていきたいと思います。
昨年までは自分の時間の消費で「やってる感」で満足していましたが、むしろ余白を持ってその分、熱量をあげてメリハリをつけていこうと思います。
今年の一文字は「熱」です。
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