「一見さんお断り」に見る350年続く会員制ビジネス、セミナーを開催しました☆舞妓さんのおもてなし術
「先に聞いておいてよかった! 見る視点が全然変わりました」
花街の「一見(いちげん)さんお断り」に見る350年続く会員制ビジネス、舞妓さんのおもてなし術 セミナーに参加してくださった言葉です。
「一見さんお断り」とはどこの誰かわからない人は中へ入れませんと門前払いをすることです。それは、あなたとは取引をしません、関わりませんということです。
いっけん、お高くとまっているようにしか見えない言葉ですが、その言葉の意味はもっと深いところにあります。花街、お茶屋さんとかいうと 一般にはお金持ちが遊ぶ場所というイメージがありますが、そこには350年続く「支持される仕組み」があります。
今回のセミナーでは ただ遊びに行く、お茶屋さんで接待を受けるという視点ではなく
お茶屋ビジネスの成り立ちを知った上で、現場でそれを実現する舞妓さんのおもてなしを実際に体験して学びました。
先にさろんでおお勉強です。
花街ではしっかりした紹介者があってこそ客と認められます。
客として受け入れたならば、どのような望みも叶えてくださる「宴会のプロ」です。
「あんじょう、やっといて」「いつものように」などという曖昧な注文にも堪えてもらえます。
その方のことをよく知らなければ、おもてなしすることはできません。接客中に支払いの心配やタイミングを計っているようでは興ざめですし、接待に集中できません。なので支払いは後日、下手をすると2、3か月先になります。
もしもその人が支払わなければ、紹介者が払うことになります。
その成り立ちはお互いの信用取引に基づくものだからこそです。
お茶屋さん、芸妓さん、舞妓さんだけでなく祇園という町ぐるみ、さらに他の花街とも連携して客の望みを叶えるシステムを創り守ってきたのです。
つづく
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山兵、京都さろんで
「着物体験」をしてみませんか。
1 お茶をしながらお話を伺います。 着物ってその方の雰囲気で着るものです。どのような方で生活の中でどのようなシーン(場面)で着られたいのかお話しを伺います。
2 実際にお似合いになりそうなものをご提案します。
3 お好みと合えば試着していただきます。(反物のまま着物を着たスタイルに仕上げます)
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