幻の、鵜飼で鵜が取った鮎「鵜鮎(うあゆ)」が食べられるプレミアムな体験

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「幽玄鵜飼」の楽しみは「鵜鮎(うあゆ)」が食べられること。

 

鮎を撮る様に思わず立ち上がって見惚れた

 

昨年、鵜飼イベントを主催してプレミア船を貸し切った時に、見ることさえ初めてだったのです。

鮎は香魚と呼ばれるほど香りがよいのですが、状態の良い鮎は、スイカのようなさわやかな香りを楽しめるのだそう。

地元に住んでいても「だそう」としか言えないです。

自分でまだ食べた経験がないのですから。

 

 

鵜飼は鵜匠と呼ばれる人たちが調教した何羽もの鵜を操って、篝火に集まる鮎を鵜にとらせる古代漁法です。

鵜はペリカン目の鳥なので尖ったクチバシを持っています。鮎を捕えると同時に瞬間的に〆るため鮮度が高く、身が締まった美味しい鮎と言われています。

その証拠となる鵜のくちばしによる傷跡がある鮎は特に珍重される高級品です。

 

 

鮎はシーズンの中でも、時期によって大きく3つに分けられます。

5月~6月中旬までは、香りはそれほどではありませんが、身が小さく、骨もやわらかいため、頭から丸ごと食べられます」

もともと長良川の鮎は小ぶりですが、シーズンの初旬は、さらに小ぶりで食べやすいです。

 

秋にはメスが卵を持つので、プチプチとした食感を楽しめます。

 

クチバシの跡がついた鮎

 

もっとも鮎の魅力を味わえるのは6月中旬から9月上旬。

成魚として、食感、味、香りともに最高の状態の鮎なのです。

この時期に、最高の状態の「鵜鮎」を食べられる体験(オプションですが)

に今からワクワクしています。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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