ロシア料理の老舗、加藤登紀子さんのお店「キエフ」でランチに行ってきました。

京都さんぽ

「キエフへ行こうか」年末の大掃除の残りを片付けに行って、久しぶりに京都で娘と一緒だったのでランチに行くことにしました。加藤登紀子さんの経営するロシア料理店です。浅草にももう1店舗あるようです。50周年を迎えた京都ではロシア料理の老舗なのですが、実は私は一度も行ったことがありませんでした。

 

南座にほど近いビルは昔ながらで、その最上階にある「キエフ」も落ち着いた佇まいでした。エレベーターを降りると年配の男性が言葉をかけてくださいました。その人懐っこさがとても心地よくホッとさせる雰囲気があります。

「少し待ってもらったら窓際の席がご用意できます」

案内してくださった席からは鴨川と四条大橋が一望できて気持ち良い風景が広がります。

 

 

南座に対して北座と名付けられたビルの屋上にはテレビカメラが設置されていました。

「NHKの中継はここからの画面なんだね」

高いところから、ぼーっと景色を眺めるのはいい気持ちです。というか、下の方を歩いている人が小さく見えると、ぐちゃぐちゃ細かいことにこだわっている自分から解放されます。

 

 

メニューを持ってきてくださったのは民族衣装を着たロシアの女性でした。時々ロシア語っぽい発音が入るものの日本語で説明してくださいました。

 

私たちは一番簡単なAセットを注文しました。

 

下の紙にはよく使う挨拶などのロシア語が紹介してあり、カタカナがふってありました。

 

最初はボルシチ。ロシアで食べたことはないけど、本格的な味のようです(笑)

次に出てきたのがピロシキ、ここのは人気があります。単品でも300円で追加もできます。

 

 

その次がパイ包みのシチューとザワークラフト

きのこたっぷりのクリーミーなシチューにさっぱりした酢漬けのキャベツのサラダがいいバランスでした。

どれを食べても美味しかったです。

最後のロシアンティーは風味の良いホットな紅茶にお花の香りのいちごジャムが別についてきました。ジャムは甘さ控えめでした。私はストレートティーでいただきました。

このAセットで1400円です。

デザートは別に選んでつけるようでしたが、私たちはお腹がいっぱいだったのでパスしました。カロリーは全体として高めかもしれませんが美味しかったです。

 

 

14時を過ぎると本当にどこも閉まってしまいまって、ランチ難民になります。

ここは14時半までランチをしていて15時から18時までハッピーアワーとなるようです。

飲み物1杯(多分ビールとかもOKなようです)につまみ3品で1500円、これも魅力的です。ランチを食べ損ねてもまともなものが食べられそうです。

4月3日(土)にはここで加藤登紀子さんのコンサートがあるみたいです。50名限り、ディナー付きで20000円、近くで聴けることを思えば結構魅力的かもしれません。

とりあえず、ランチで雰囲気を確かめてみるのもいいと思いました。

オイシカッタ〜。

大掃除のご褒美でした。

ごちそうさまでした!

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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