パーティー、宴会、結婚式に着物を着て洋服に着替える時 私がやること考えること

きもの男子

「OBが百人以上も集まった会だったので 本当は着物を着て行きたかった」昨日、初詣に着物を着て行ってくださったMさまがスマホの写真を見せてくださいました。恩師を囲んで大阪のホテルでパーティーがあったんだそうです。

「ほぼ全員が男性のパーティーでは黒っぽいスーツばかりでどこにいるのかもわからなくなってしまうので、せめて明るいベージュのスーツで行ったわ」と笑っておられました。

着物姿は目立ちますね!

 

「え、なんで着て行ってくださらなかったんですか?」

「行きは良いけど泊まったあくる日一人で着られないから」

アラ、もったいない!せっかく着物を着ていけるふさわしい場があったのに。とっても残念な気持ちになりました。

パーティーや宴会だけに着物を着たい時ってありますよね。そんな時悩むのが「着替えをどうしよう?」ですね。

 

私は次の日洋服を着るならキャリーバックに洋服を詰めて先にホテルへ送っておきます。

着替えたら洋服を着て着物を詰めて宅配で送り返します。

 

そんな時に私がやることは4つです。

1)荷物はキャリーバックに詰めます。箱だと次の日の荷造りが面倒です。片道だけでも持って歩けますし。

2)キャリーバックは2日前までにはホテルへ送ります。

前日着では荷物が仕分けできていなかったり夕方までに受け取れない場合もあるので危険です。

3)送り状の備考欄に「○日宿泊の○○です」と大きく書いておくと受け取りがスムーズです。危険物と間違えられることもないですしね。ホテルによってはお部屋へ入れておいてくださることもあります。

4)次の日着物を詰めたキャリーバックは面倒ならホテルから送っていただきますが、大抵は近くにコンビニがあるのでそちらへ持ち込みます。その一手間で何百円かは安いです(笑)

 

宿泊せず、結婚式やパーティーや宴会に着物で出席して着替えて帰る場合も同じです。ホテルや結婚式場では必ず着替え室が用意されていて、キャリーバックも預かってもらえます。

 

洋服に着替えることは普通にあるので覚えておくと便利です。キャリーバックに着物を入れて運ぶ時「かさばらず、ズレたりシワになったりしない優れもの」が有りますのでまたご紹介しますね。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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