着物の衣替えはいつから?☆透ける薄物、着物とコートの季節の

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「いつもゴールデンウイークには半袖なのに涼しいね」着付け教室に来てくださった方の会話でした。私もゴールデンウイークには単衣に替えています。

 

一般に、衣替えは6月とされてきました。5月までは八掛や胴裏が付いた「袷(あわせ)」の着物、6月からは裏無しの「単衣(ひとえ)」に替えました。

着物だけでなく、学生服などの制服も5月は我慢して冬服を着ていたものです。

 

 

しかし、この頃の暑さは限度を超えています。

お堅い茶道の世界でも早めに単衣に替えられます。

 

 

7、8月は透ける生地の「紗(しゃ)」や「絽(ろ)」と呼ばれる織り方の生地を着ます。

それは着る人が涼しいようにとの配慮もありますが「見た目に涼しそう」な演出でもあります。

柄も涼しげな金魚やトンボ、秋草、水の柄などが多く使われます。

 

織り方がオシャレな柄になって透けています。コートの形も襟ぐりに丸みをつけ、襟を付け、共布で花の飾りを付けました。

 

 

ところで写真は薄物のコートです。

薄物のコートは着物よりさらに早く、お花見頃から着ます。

もう冬物のコートは厚ぼったく感じます。

 

着物は特に季節を先取りするのがオシャレとされ、遅くまで引きずるのを野暮としました。

 

 

薄物のコートは3月の下旬から10月まで季節のオシャレとちり除け(汚れ防止)に着ます。

 

 

 

襟元のデザインも素敵でしょ!

 

「かわいい〜〜」と大絶賛だったそうです。

(この襟の形は冬物のコートでもできます)

 

 

 

羽織ると着物や帯の柄が透けて見えます。

 

ほんのり着物やコートが見えるってなんて素敵なんでしょう!

 

 

透け方も「紗」は全体に、「絽」は横段に透けるのですが、このコートは透ける織り柄が可愛いですね。

 

 

普通にはない生地を選んで、加賀友禅で染めていただきました。

 

お香の会に着て行かれましたが、とても褒められたそうです。

 

こういう普通には出会えない一品モノにも「京裳苑」なら出会えます。

 

 

6月に京都、平安神宮前のみやこメッセで山本呉服店が主催で開催する第44回「京裳苑」なら選びたい放題です。

着物好きにはたまらない新作発表会です。

ぜひ、いらっしゃいませんか。

 

*広〜〜い会場なので、密になることは絶対にありません。出来る限りの感染対策をしてお待ちしています。

 

「詳しく聞きたい!」という方はお申し込みフォームから送信いただくか、

岐阜、山本呉服店 0585−22−0140までお電話下さい。

 

着物の本場、京都で見る、触れる、体験する、選ぶ、

きもの新作発表会

第43回 京裳苑

 

熟練した職人さんがきちんと作られた一生ものの着物や帯がたくさん見られます。いろいろな作風や、普段では見られないデザインや技術によって作られたものが心ゆくまで比べられ、本当にお似合いが見つかります。

 

6月4日(金)5日(土)6日(日)

 

京都、平安神宮前 みやこメッセ

 

着物や帯を製作していらっしゃる染屋さん、機屋さん、和装小物屋さんが20数社出品する大規模で本物に触れられる一年に一度の機会です。

それぞれの作風や色柄があります。それを一堂に比べ、着て見られる機会です。

昨年はコロナでやむおえず中止しましたが、年1回42回続いている伝統の展示会です。

 

詳しくはこちらもご覧ください。

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京都で着物新作発表会、第44回「京裳苑」開催します☆

 

 

京裳苑の会場はこんな感じです

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何か一つ欲しいものがあったら「京裳苑」で選びたい放題☆「京裳苑」は着物好きにはたまらない1年に1度のお祭りです。

日本最大級の質と規模の展示会で選びたい放題!☆「京裳苑」(きょうしょうえん)にワクワク!

明日からいよいよ第42回京裳苑が始まります☆京裳苑の時の私たち

 

「とりあえず、見てみたい」という方は下の問合わせに書いて送信ください。

着物や京都のご案内などご相談は無料です。どんなことでもお気軽にご相談ください。

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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