反物を巻きつけるだけで着物を着た風になります☆山兵京都で優子さんの浴衣選び
由紀子の日々
「鏡の中に違った自分がいる、ステキ〜!」
当さろんへ来ていただいた方にはもれなく着物体験をしていただいています。
昨日も心友の友達であり、娘の友達でもあった優子さん(ゆうこりん)に浴衣を着ていただきました。優子さんにお会いするのは初めてだったのですが違和感がないどころか旧知の友のように思えました。
優子さんは弘道館のお手伝いをしながらお茶のおけいこに通い、能のイベントのお手伝いをしていらっしゃる一方でドラッカー学会の事務局もこなしマルチな方です。
優子さんはドラッカーを勉強していらっしゃることもあってこのサロンでまずはどうしたいのかを聞かれました。私は
何か特別な日に着物を着るだけでなく、日常のシーンで着物を着ていただきたい!
ランチしたりカフェへ行ったりするのも着物を着るだけで全く別のワクワクした時間を味わえるのを体験していただきたい。
自分の気持ちの切り替えに最高に良い道具(衣服)になるでしょう。
今まで着物に触れたこともない方にも
着物がありながら着ていない方にもタンスから出して着ていただきたい、
そのために
着る場所の提案としてイベントを企画したり
着物と帯の組み合わせや色のコーディネート、寸法などのご相談に乗ったり
着付けや着方をお教えしたり
汚しても大丈夫な方法とか
今もこれからも私がやろうとしていることをお話ししました。
優子さんはキラキラした笑顔でいちいち「ステキ~」「いいですねー」とか共感してくださいました。
そんなお話をしていたら時間はあっという間に過ぎて行きました。
「ゆっこさんとお話し会、やってくれたら私来たい!」
着物のことばかりでなく余分な雑学も突っ込んでくださったら何時間でもおしゃべりしますよ(笑)
「お茶しながらお話しするの、いいですね〜」と優子さん。
得意を生かして「お話し会」しようかな(笑)
せっかく来ていただいたので優子さんにも浴衣を着ていただきました。
「おまかせで」と言ってくださったので優子さんのライフスタイルややっていらっしゃることから考えて選んだのは正統派、藍染の竺仙(ちくせん)の綿紅梅の浴衣です。
裕子さんが紐とピンチで反物(着物の生地を巻いたもの)を着物を着たように見せる技に感動してくださってうれしくなってしまいました。私たちにとって日常がこんなに喜んでくださるのかと(^^)
竺仙さんは東京染のメーカーさんで浴衣では伝統的な手法を大切に染めている一番の老舗メーカーさん(ブランド)です。
綿紅梅は綿糸で織られている生地で細かい格子柄(チェック柄)があります。その織り方の凹凸で生地が肌につかずシャキッとした着心地です。少し透け感があるので長襦袢を着たほうがいいのですがそれがまたきちんと感を醸し出します。
花火や夏祭り仕様ならば浴衣らしい柄、素材で華やかに着るのもいいですが、お茶や弘道館、能のお稽古などのお手伝いに行っていらっしゃるゆうこさんには夏着物っぽくキリッと着ていただけると思いました。
そして帯も小幅袋帯(浴衣帯よりも長く秋冬の小紋や紬の着物にもできるリバーシブルの帯)を合わせて飾り紐を帯〆風に添えてみました。
ただその方にお似合いのものを選ぶのでなく、その方の雰囲気やどんな場で着られるかも重要です。そして周りからどのような印象に見られたいかでも選び方は変わります。
「布としてかけてあるのと体に巻きつけたのとは全然違うんですねー」と優子さん。
「着物は平面ですが丸みのある体に立体的に巻きつけて着る物なので光によってできる影も素敵ですよね!」
「だからこうして試着してみないとわからないんですよー」
「私、自分では選べなかったな~。反物で見ていたらこんな風に素敵になるとわからないから。」
そう言っていただくと長年呉服屋をやってきて良かったなあと思えるのです(うれしい~)
あなたも山兵、京都のサロンへ着物体験に来てみませんか。
先に私がお勧めを選んで試着体験をすることもできます。
お問い合わせで予約を入れてくださいね。
京都と着物を体験できるイベントを企画しています。
一緒に行きましょう🎵
ーー * 現在、募集中のイベント *ーー
*川床デビュー!ちょっと京都ツウになれる!レクチャー付き
とき 8月18日(土曜日)
8月19日(日曜日)
京都があまりの酷暑のため、9月に延期します。
*浴衣で行こう🎵舞妓さん、芸妓さんと触れ合える「上七軒ビアガーデン」
とき 8月25日(土) 残席あと1名
8月26日(日) 残席あと2名
時間 集合時間 15:30 浴衣の着付けをいたします。
出発時間 16:30 洋服で参加の方は出発時間までにお
越しください。
お帰りは 20:30~21:00を予定しています。
上七軒の混み具合によって時間が変わる場合があります。
集合場所 山兵・山本呉服店 移動にはだいたいバスを利用します。
会費 お一人さま 12,000円
(蕎麦キュイジーヌの夕食、上七軒ビアガーデンでワンドリンクとおつまみ付、山兵山本呉服店からの移動代を含む、浴衣の着付けもします)
詳しくはこちらのブログを見てください。
https://y-yukiko.jp/archives/1781
お申込み期限 イベント当日の5日前までに下記の申し込みフォームに書き込んで送信してください。
この記事へのコメントはありません。