禅寺の石庭、砂紋引きは「動く座禅」☆外国人から日本文化の素晴らしさを学ぶ
「外国人の方がよほど日本のことをよく知っているわ~」あまりにも着物がよくお似合いで見とれてしまいました。
「世界ふしぎ発見」で京都在住のスエーデン人の庭師さんが京都を案内する番組を見ました。このイケメンの人、見たことあるなあと思っていたらモデルなどもされているコメンテーターで活躍の村雨辰剛さんでした。本業が庭師さんだったなんてびっくり!
妙心寺退蔵院で石庭に砂紋を引く体験をしていました。敷き詰められた白い小石を水が流れるように柄を付けていくのです。龍安寺の石庭や大徳寺、東福寺など禅寺のお庭に見られます。
「砂紋引き」は集中しないと真っ直ぐに一定にならないのでとても難しく「動く座禅」とも言われています。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」
桜は切口から菌が入って腐ったりするので切ってはいけない、梅は適切な時期に切ることにより、良い枝数が増え花芽も多くつくので切るべきだというススメです。外国人の彼からそんな言葉を聞くのは意外な感じでした。庭師さんなんだから当然ですが、、、
彼もそうですが、日本文化を本格的に学びに京都へ来る外国人の方も多いです。
アップルの創業者スティーブジョブズが座禅を組みに来たり、盆栽を買って帰ったのは有名ですね。
大分以前の話ですが、京都のオークラホテルで知り合った外国人の方とお話ししたことがあります。
「何をしに京都へ来たのですか?」「京都にどれくらい滞在するのですか?」と私のたどたどしい英語で質問しました。京都には2週間滞在して日本文化を学んでいるのだそうです。年に2、3回 茶道、能に謡はお家元へ習いに行き、その他に空手など日本の武道も教わりに行くんだそうです。お家元で直接お稽古できるなんて日本人でもなかなかないのに(日本人だからこそないのかもしれません)ちょっと嫉妬しました。
明日は謡のお稽古だと言っていろいろ説明してくださいましたが、とても難しい話で私の英語力ではさっぱり分かりませんでした^^::
外国人は自国の文化をよく知り、誇りを持っていらっしゃいます。
日本人は一千年以上も続く独特の素晴らしい文化を持ちながら、意外に知らないようです。
外国へ行くと恥を掻くことも多いんだとか。
相手を尊重するのは、まず自分を知らなければいけません。
世界の人を相手にしようとするならば、先ず自国の文化を知った上で相手の方との違いを認め理解を深めるのは必要ではないでしょうか。
目の前で舞妓さんの踊りを観てみたい♫
セミナーとして、学びの場にご一緒しましょう!
「たった1年で、新人をプロに育てる秘法」を学ぼう
和の知恵を活かす、体験型セミナー
■ 開催日 4月23日 (木) 4月25日 (土)
■ 南座前集合、 11:15
■ 祇園、味ふくしま
■ 日程
11:30 「まずは、体験しましょう」
舞妓さんとお話ししながら京会席(ミシュラン☆)お食事
14:00 祇園散策 舞妓さん御用達店や長く続く名店をご案内します
14:30 移動
15:00 山兵さろんでセミナー、皆さんで感じたことをシェア
17:00 解散 (四条烏丸)
■ 会費 38,000(税別)
■ 募集人数 5名さま 限定
■ お申込締切 4月15 日 (水)
募集人数に達しましたら締め切ります。
■ 主催 山兵さろん(山本呉服店、京都店)京都市中京区観音堂町451
* セミナー終了後、オプションでお茶屋さんのバーへご案内します。
祇園情緒あふれる隠れ家の素敵なバーでアフターセミナーの創発をいたしましょう。お席に限りがありますので、セミナーお申し込み時に「オプション希望」と書いてください。
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