「真似ること」は「学ぶこと」技術を身につける上達の早道
着付け
先日、NHKで「健康で幸せな“理想の食”」を探るシリーズの最終回「美食」を見ました。
「恐竜絶滅」を境に人類の祖先は食べる物に困り生き延びるために、本来なら毒の象徴である「苦味」のあるものまで食べるようになリました。仲間が食べても大丈夫なのを見て、やむおえず食べ始めたそうです。苦味にむしろ味の深みを感じるようになって、脳がおいしさの快楽に目覚めてしまった第一歩だったというのです。
チンパンジーの実験でも実証されました。
苦味をつけたリンゴを吐き出したチンパンジーが、苦味を感じないチンパンジーがパクパク食べているのを見て食べ始めたのです。人間の祖先は「真似る」ことによって食べ物が乏しい時代を生き延びたそうです。
「学ぶ(まなぶ)」という言葉は「真似る(まねる)」と語源に深い関係があります。
何かを学び、身につけるという時には、「真似る」という行為が重要だと考えられていました。
熟練した職人さんの技術を受け継ぐのも、そのやり方や手つきを「真似る」ことですね。
「見て盗む」などという言葉が使われるように、教わるよりも自分から学びとるといった風習が強かったのでしょう。
それは非効率のように見えて、実は一番効率的だったようです。細かく真似をしてみたときに、初めて重要性に気づくことがあるものです。
「手つきを真似してもらうのが一番キレイに早く着物が着られるコツです」
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真似て学ぶことは、早く上達してしかも忘れにくいのです。
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