着物のお手入れはどこに持って行くか?☆着物のよごれ止め、加工できます。
「着物を汚してしまった!どうしよう」困られることがあるのではないでしょうか。
化繊であれば、先に書いたようにお家で洗えます。
化繊の着物についてはこちらを見てください。
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前撮り、着物を着た後のお手入れはどうすればいい1☆お客様のお便りより
絹の着物は取り扱いが難しいです。
水でお手入れすることは、縮んだり変色したりする原因になります。
やはり専門家にお任せする方が安全です。
そういった場合、着物の取り扱いに慣れていらっしゃるクリーニング屋さんがオススメです。
それには二つの理由があります。
一つには先に書いたように、他の繊維とは取り扱いが違うからです。
もう一つはアイロン(プレス)の仕方が違うからです。
以前にこんなことがありました。
黒留袖を買ってくださったお客様がその留袖を友達に貸してあげられました。
その方はクリーニングに出してから返さねばと近くのクリーニング屋さんで洗ってから返却されました。
その後、息子さんの結婚式に着ようと思って開けたらビックリ!
バシッとプレスがかけられていて紙のようになってしまっていました。
留袖の素材は縮緬と言って、細かい凹凸があります。
それなのに蒸気アイロンで凹凸が完全になくなり、平面になってしまっていました。
また、着物の縫い目には「キセ」をかけて、ふんわり縫い目を隠して立体的になっています。
裾にも裾芯を入れてふんわりとしたてます。
そこにビシッとアイロンをかければペラぺラになってしまって本当に無残なものになっていました。
汚れは取れていたもののとても着られるような代物ではなくなっていました。
そのクリーニング屋さんは着物の特性を知らない方だったと思われます。
ただ、汚れを落としてきれいにして、シワを取れば良いというものではないのです。
今は地元の腕の良いクリーニング屋さんは廃業されたところが多く、良いお店を探すのはなかなか難しいと思われます。
呉服屋さんに聞かれるか、今のことですのでネットで探すのも一つの方法かもしれません。(それもどこを信用するかは難しいですね)
当店では長年、着物だけの京都のお手入れ専門の会社さんへお願いしています。
それぞれが微妙な生地や染色があるので、やはり間違いないプロにお任せするのが安心です。
汚れる前に防止しておくことをお勧めします。
着物専門の「パールトーン加工」をしておけば汚れを弾きます。
加工しても見た目や触りごごち、風通しなども全く変わりません。風合いが変わったり通風性がなくなる防水加工とは全く違います。
「転ばぬ先の杖」ですね。
私は自分の着物全部、長襦袢や帯にもパールトーン加工がしてあります。
「雨降りに京都の街中を雨コートも着ずに歩いているのは山本さんくらいだね」と馴染みの問屋さんに言われました。
大雨でも弾いてしまいますから、乾かせば全く問題ないのです。
パールトーン加工がなければ、毎日着物を着るなどということは怖くてできません。
パールトーンさんに感謝です!
お家にある、仕立て上がっている着物もパールトーン加工ができます。
よろしかったら、当店からパールトーンさんに出すこともできます。
お問い合わせからご相談ください。
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どんなことに悩んでいらっしゃるか、困っていらっしゃるのかわかるので私も助かります。
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