お寺の新しいビジネスモデル、話題の「築地本願寺」を覗き見してきました。
「え~、終わっちゃったんですか!」このために来たのに時間がアウト。朝ごはんを目当てにお寺へ行ったのに残念でした。お寺でご飯?と思われると思いますが、築地本願寺のカフェが大人気なんです。面白い経営を体験しに行ってきました。
東京駅近くで開かれるセミナーに毎月参加しているのですが、東京駅近くのホテルはビジネスでもかなり高いです。少し遠いけどホテル代が安いのにほだされて東銀座のビジネスホテルに泊まりました。往復タクシー代を払っても安いです。周りは歌舞伎座や築地のお寿司屋さんや歴史ありそうな料理やさんがいっぱいあるのも魅力的です。
以前から聞いてはいましたが、あの話題の築地本願寺がすぐそばでした。「18品目の朝ごはん」の話もカンブリア宮殿で放送していたのを思い出して行ってみることにしました。ひょっとしたら呉服屋よりも経営改革が難しいと思われる(?)お寺が人気なのですから見ない手はありません。
まずは立派な建物と人の多さ、というかお寺というとどちらかというと年寄りくさいイメージがつきまとうのですが、若い女性や主婦たちの多いことにびっくりしました。醸し出しているエネルギーの高さにここはちょっと違うなと感じました。
一応、お寺へ来たんだからお参りくらいしてこないと、と思ってまずは本堂へ。
立派な石の建物とステンドグラスが素晴らしい!中に備え付けられた椅子にはほとんど人が座っていました。外国人も多いです。キリスト教ってイエスキリスト様しか信じてはいけないんだけど見に来るのはいいんでしょうね、いつもそう思ってしまいます。
ステンドグラスを写真に収めているとボランティアガイドの方が「外から撮った方が三つ全て撮れますよ」と教えてくださいました。写真がダメと叱られるのかと思ってビクッとしましたが、やれやれ。「中にはオルガンのパイプがいっぱいあるから1つが隠れてしまうんですよ」
この本堂では定期的にパイプオルガンなどのコンサートも行われていてなかなかの人気なんです。
ご親切にありがとうございました。
外へ出てくると若いお坊さんが案内板を持って「もうすぐ10分講話が始まります」と案内していらっしゃいました。お寺さんでお話を聞くのはあまり得意じゃなくて、どちらかというと早く終わってくれないかなとさえ思うのですが、中で座っていた人たちはそれを待っていたのですね。観光で行った(?)お寺でたまたま、有り難いお話が10分だけ聞けるのに遭遇したならラッキーかもしれないな〜。
講話さえイベントになるのか(失礼)と目からウロコでした。
それなら当店でもやれることは何でもあるんじゃないかな?自分のコンテンツを見直してみる機会になりました。
左手にはスタイリッシュな平屋の建物があって、SHOP、 CAFE 、 BOOKとか書いてあります。
「これだな」
入って見ると書籍売り場になっていて、お寺関係だけでなく幸せになるためのエッセイとか絵本が置いてありました。その奥にはお寺グッズならぬ、おしゃれな雑貨の数々がこれまたおしゃれに置いてあります。熱心に見ていらっしゃる方の多いこと!
ところでカフェでゆっくりと思ったらモーニング(朝ごはん)は10時半まで、ランチは11時半から、今はカフェタイムでお食事はありません、と言われちゃいました。本堂へ行かずにさっさと朝ごはん目指して一目散で入ればよかった!!後悔しきりでした。
メニューは本当に魅力的で、また絶対来ようと決心して帰ってきました。
お寺が一般の人に開かれた場所であること、親しみやすい魅力的な取り組みにまた行ってみたいと思いました。
決してお寺らしさを失わず、お寺本来の心の拠り所となっていました。
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日本の伝統文化を学ぶ意味をここにまた発見しました。
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