お雛祭りにも着物を着せてあげたい☆子供さんの着物は成長に合わせて
お家でされるお雛祭りに、今年もKちゃんが着物を着付けに来てくださいました。おばあさんが着物が大好きなKちゃんにプレゼントしてくださったのです。
子供さんの着物は成長に合わせて3段階の大きさがあります。
赤ちゃんが生まれた時には「一ツ身」(ひとつみ)です。
お宮参りにはおばあちゃんが赤ちゃんを抱っこして、一ツ身を羽織ります。2、3歳まで着られますのでお正月や七五三の3歳に使えます。
4、5歳になると「三ツ身」(みつみ)です。
昔から三ツ身は厄除けに着せるものと言われて、よくご存知の方は「浴衣でもいいから三ツ身は着せておかないといけないね」と言われます。
6、7歳になると「四ツ身」(よつみ)です。
女の子の七五三の7歳にはこの着物を着せます。
着物は七五三くらいにしか着せるものではないように思われていますが、
お雛祭りやお正月、お祭りや食事に行く時などにも着せてあげるといいですね。
その子のために作ってあげられたのですから、タンスの中に入れっぱなしにするより、いつでも着せてあげたらいいのではないでしょうか。
特に女の子は小さい時から綺麗な着物は大好きです。
女の子が喜んで着物を着てくれる笑顔はご家族を笑顔にしてくれます。
一般的にそれ以上大きくなると、成人式の振袖まで着る着物がなく馴染みがなくなってしまうのです。身長はほぼ大人と変わらないのですが、子供さんは身幅が狭く大人の着物を着ると巻きついてしまいます。
帯も昔は大きな箱に入った結び帯を背中にくっつけて着たのですが、山本呉服店では細帯で結んでいます。
細帯は正式には小幅袋帯と言って、裏表の色柄が変わっています。
幅は浴衣帯と同じなのですが、長くて華やかに結べます。
大人の小紋や紬などにも気軽に結べます。前で結んで後ろに回せばいいので簡単です。いつもお太鼓を結ばないといけないこともありませんしね。
卒業式の袴を付けるときにも使えます。
Kちゃんのように、ずっと着物に親しんで大きくなってくださるといいなぁと思って眺めていました。
この年代のお子さんの着物や帯はどこの呉服屋さんでも扱っているわけではないので、着せてあげたいな〜と思われる方はお問い合わせくださいね。
ご相談に乗らせて頂けると思います。
着物相談、承ります。
相談料は 3,000円/1時間 (税別)
純粋に一番良いと思う方法をいろいろご提案させていただく料金です。
他店やネットでお求めになっても一向に構いません。
まずは、「こんなことで困っています」「どうしたらいいでしょう」
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ある程度のことはメールでもご相談に乗れると思います。
メールによるご相談は無料です。
その上でお考えいただいても結構ですよ。
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