足が痛くならない「浴衣の下駄」オーダーできます☆「品格の教科書」p154自分にとって価値あるものとと暮らす豊かな生活

きもの豆知識

昨日は京都の小物問屋さんからフェイスブックライブをしました。

 

浴衣の季節ですね。

花火やお祭りが3年ぶりに再開されるところも多いようです。

友人での集まりに「浴衣を着て」というのも増えています。

 

 

そこでのお悩みで意外に多いのが

「下駄を履くと足が痛くなるのよね~」

「気に入った下駄がないのよね~」

 

 

実は、好みの下駄の台を選び、好きな鼻緒を選んで、足の大きさに合わせてオーダーできる問屋さんがあるんです。

台は国産の桐、驚くほど軽いです。

 

桐はほとんが外国産で国産の桐は1割もないということです。

手で触れてみると感触が優しくて違いが一目瞭然です。

 

 

台の形もいろいろあります。歩きやすい形です。

 

 

ネコもパンダも

キラキラシリーズの鼻緒

鼻緒は綿がたっぷり入った足をふんわり止めるもの。

足の甲の当たりが気持ちいいです。

 

 

鼻緒についている紐を下駄の台の3箇所の穴に通して裏側で止めます。

その作業を「鼻緒をすげる」と言いますが、

その締め具合や少し捻って足に沿わせる技術が職人技なのです。

 

 

実は昨年 心友、西美津江さんが「欲しい下駄がないのよ」と言われました。

 

そこで問屋さんからフェイスブックのメッセンジャーで繋ぎました。画像を見ていただきながら台と鼻緒を選んでいただきました。

 

「柄がないすっきりしたのがいいな~」

無地の中からいろいろな色を台の上に置いてみて、イメージを見てもらいました。

 

「ピンクもいいけど白のほうがスッキリしていいな~」

「白の鼻緒は神社かお坊さんしか使わないですよ」と私。

「でも、真ん中の止め(基)が赤だから可愛いよ」

ということで、白に決定!

 

そして、出来上がりはコレ!!!

 

かわゆい〜〜!

鼻緒もふっくら、挿げ方もふっくら!足に優しい下駄です。

「お気に入りポイントはこの赤!」坪の赤が効いています。

 

 

確かに、白の鼻緒が挿げてある下駄を探そうと思ったら難しいでしょう。

「気に入ったものがないはずだわ~」と思いました。

 

 

自分のお気に入りが妥協なしに手に入るなら、本当に大切にできますよね。

 

 

「まあ、いいか」「無いから仕方ない」で選んだものはまた次が欲しくなります。

 

「自分のお気に入りだけで身の回りを整えていく」そんな生活、素敵だと思いませんか?

 

 

下駄のオーダー、草履のオーダーできます。

 

男性の下駄や雪駄もオーダーできます。

 

男物の鼻緒や台も豊富!足の大きさに合わせてオーダーできます。

 

男物の鼻緒は女性のより長いです。

 

富嶽三十六景、鼻緒にここまで描くか!です。

 

とりあえず、昨日のライブはフェイスブックでお友達だけの限定だったので、ご希望の方にはurlをお送りします。問い合わせからおしらせください。

 

 

「品格の教科書」は全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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