小学生の女の子の浴衣☆成長に合わせて長く着られます。

きものや日記

小学校1年生の女の子に作っていただいた絞りの浴衣が出来上がりました。

「コレがいい」と自分で選ばれた浴衣でした。

縫い上げの寸法を計りにママと来てくださいました。

 

 

出来立てホヤホヤの浴衣 「着てみた〜い」

 

 

肩上げはこの位置で。

 

子供さんの着物は13歳までは肩上げと腰上げが必要になります。

大人の着物はおしりょり紐であげて着ますが、子供さんが動きが激しく体に負担をかけないように身長に合わせて丈を縫い上げておきます。身長が大きくなったとき伸ばせるようにするためです。裄も伸ばせるように肩上げをします。

 

素敵な絞りの浴衣ですから長く着られるように大きく仕立てました。

 

帯もふわふわに結んでかわいい〜〜ですね

 

ちょっとママも着てみました。

 

着られました

 

帯結びだけ変えてそのまま着られます。

 

お似合いです~~

 

 

「ママにはあげないよ」

大笑いでした。

来月、多治見へひつまぶしと陶器を見に行く当店のイベントにお二人で行くのを楽しみに。

 

 

着物って本当にSDGs

成長に合わせて着られます。

親子で共有できるなんて洋服ではあり得ないです。

これこそ着物の素晴らしい文化だと思います。

(厳密に言えば衿幅や繰越しなど違いはありますが)

 

 

かわいい、かわいいと絶賛されながら育つ子は自己肯定感も上がって自信を持って暮らせるのだろうと思いながら、女の子とママの笑顔を私も幸せ気分で見ていました。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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