おしぼりのたたみ方 着物のように☆来客をお迎えする準備

「品格の教科書」に載らなかった話

暑い夏、外からいらっしゃた方にとって「ひんやり」涼しいのはいちばん嬉しいおもてなしです。

冷房を強めにして温度を下げておくと熱った体がスッとします。

 

そして冷たいおしぼりを出して差し上げたら喜ばれます。

私は前日におしぼりを準備して冷蔵庫で冷やしておきます。

 

タオルは水で濡らしてしっかり絞っておきます。

絞り方がゆるいと拭いたときに水分が残って気持ち悪いです。

シワを伸ばして、上が裏にしてダイヤ型に広げます。

この時、縫い目を自分の右手にします。

(風呂敷も同じです。法則を守りましょう)

左の端を3分の1ほど畳みます。

次に右端を重ねます。

裏向きにひっくり返します。

手前から3分の1ほど重ねます。

 

手前からしっかりと巻いていきます。

 

最後に端を挟んで止めます。

(この時着物の打ち合わせと同じようになるように向かって右側が上になるようにします)

 

 

自分が相手の立場だったら嬉しいねということをして差し上げたら喜ばれること間違いなしです。当日に慌てなくていいように、前日に準備してキンキンに冷やしておいたら完璧ですね。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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