インフルエンザも寄せ付けない免疫力で冬を乗り切る☆心豊かな生活

由紀子の日々

大寒ですが毎年より厳しい寒さが続いています。雪もよく降ります。

インフルエンザも大流行していて体調を崩している方も多いようです。

揖斐本店の2階の窓から見る雪景色です。三輪神社の方を見ると正面の家は2軒隣の家です。

 

私は山本呉服店の揖斐本店の裏で生活しています。
揖斐は昔の城下町で前は商店街ですが、裏は三輪神社まで約90メートルもあるんです。

京都の町屋のように細長く、家の真ん中にある中庭は外そのもの!
その向こうの私が住んでいる家は築200年以上経っています。
落ち着いた建物で気に入っているのですが隙間風が半端ない!

 

エアコンは付いているのですが狭い部屋では風が当たり、乾燥が激しく切って寝るしかありません。連日−4度の夜は冷えて目が覚めてしまいました。

「もう、たまらない!」と夜中に携帯でネットでポチッ、オイルヒーターを買ってしまいました。

点けっぱなしにしておかないと電気を食うと言われているオイルヒーターは贅沢だと諦めていたのですが、家を改装するより安い(どういう価値観?と言われるかもしれませんが)と注文してしまいました。

すぐに家へやってきたオイルヒーターは、ほんわり優しい温かさで乾燥もせずぐっすり寝られるようになりました^^)

 

寒いからエアコンをつける→乾燥するから加湿器をかける→菌が発生するから加湿器を除菌する、なんて生活にちょっと疲れてしまいました。オイルヒーターはガンガン暖かいとは感じられませんが寒くない温もりと乾燥しない自然さが魅力でとても快適になりました♫

 

先日読んだ本の見出しを思い出しました。
現代人は「プラス・マイナス0」の生活でバランスを取っているというのです。
例えば 焼き肉やへ行って肉ばかり食べたから野菜ジュースを飲んでおく、とか
極端なことをしておいて真逆の健康に良さそうなことをして「無かったことにする」というのです。つまり「足して引いて0になったからそれでいいじゃない」と安心するんだそうです。

 

思い当たることありませんか?

 

ソレって無かったことになるのでしょうか?
それっていつもブランコに乗っているみたいな生活です。

大きく振ったら大きく戻ります。たまにならワクワク楽しくてスリル満点ですが危なくて疲れますよね。それが「プラス・マイナス0の生活」です。体にはとても不安定で負担が大きいのです。
大きくぶれた生活をしていると体は疲れて行き、インフルエンザなどの菌が来た時に抵抗できない体になってしまうのです。

その点、ブランコを静かに揺らしてたら穏やかで危険もありません。
できるだけブラさない生活をすることは体を無駄に消耗させないのです。

私も以前は食べるものも毎日の生活も「プラスマイナス0の生活」でした。

ケーキをいっぱい食べたらみかんを5個くらい食べておくとか、
睡眠不足だったから休みに寝だめするとか、
体はいつも疲れていて冬のシーズンには何回も風邪をひいて寝込んでいました。
挙げ句の果てに病気になってしまいました。もう10年も前の話です。

 

それを機に何をどういう風に食べたらいいんだろう?と「マクロビオテック」を勉強しました。

うちの冷蔵庫に今も貼ってあります。そこで教えていただいたことを一部お伝えしますね。

 

「太陽と月」「天と地」・・・世界はすべてが「陰と陽」から成り立っています。
食べ物にも陰と陽があって一般に葉っぱは陽、根菜は陰、
できるだけ中庸の食べ物(玄米が最良)を多く取り、体を温める食品を選んで食べたりことを心がけることでしょうか。

何千年も草食を続けてきた日本人は腸が長い特質があります。たかが100年、200年で体の構造やDNAが変わるなんてことはないのです。
一番体に良い食事は旅館の朝ご飯メニュー、野菜の煮物、干物に味噌汁と漬物(発酵食)にご飯(玄米が良い)なんだそうです。

 

「何を食べようか?」と考える時、食べたいものは「口が喜ぶもの」だそうです。
それは必ずしも体が嬉しいと思うものではなく、「欲しくない!」と思っているものも多いそうです。結局食べてから気持ち悪くなったり胃もたれして胃腸薬を飲むなんてことも経験しませんか?それも「プラス・マイナス0」の生活です。

 

おかげさまで食や生活を見直してできるだけブラさない食事、生活を意識することでもう何年も風邪もひかずに元気です。きっと免疫力が上っているからだと思います。
私は病気をしたから真逆に変えられましたが、そうでなくても少しだけ自分の体の喜ぶことを意識してみませんか?

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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