愛宕神社の千日詣り☆「火廼用心」のお札のご利益
「このお札知ってる?大、小と2種類あるんやよ」娘がちょっと自慢げにお札を見せてくれました。学生時代過ごした叔母の家の台所にも貼ってあったような?
「愛宕さん」と京都の人たちに親しまれている愛宕神社は嵯峨野の奥、清滝からさらに山道を10キロ近くも歩く愛宕山924mの山頂にある火の神様です。
毎年7月31日の夜から8月1日にかけて「千日詣り」と言うものがあります。この日にお参りすれば千日分の火災除けのご利益があるとされています。また3歳までの子供が参拝すると一生火災から逃れられると言う言い伝えもあります。この日は町内単位でお詣りされるところもあり、毎年数万人もの人で大変賑わいます。行けない人は知り合いにお願いしてお札をもらって来てもらうのも慣例になっています。
「涼しかったけどね〜」愛宕山は市内に比べると10度も気温が低いんだそうです。
「お母さんやったら途中でやめると思うわ〜。私でさえ足の筋肉が痛いわ」マラソンで慣らした足でも山登りで使う筋肉は違うんだそうです。さすがに2時間登るのは大変だったようです。
料理屋さんでその話をしていたら「今年はコロナで昼間しかなかったんで行かれんかったわ。営業時間中やから。去年も一昨年も板さんたちと行ったんやけど、よそのんも40枚くらいはもろうてきました」
町内会や親族、知人からもらうこともあって京都ではどの家庭の台所にも、ビルの給湯室にももちろん飲食店の厨房にもほぼもれなく貼ってあるものなのです。
「千日分ご利益あるので、来年でも再来年でも行ける時にいったらええ思ってます」
「火廼用心」のお札は大変ご利益があるものらしく、京都は火災が少ないことでも知られています。愛宕山お利益のおかげでしょうか。
大変険しい山を夜登るのは大変ですが、1000日に1回(3年に1回)でいいと言うのはずいぶん優しい神様やなぁって思いました。
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