帯は体感を守ってくれるもの☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う42

ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う

「帯が体感を守っていてくれたことを痛感しました」

 

ゆうこさんが弘道館へお茶のお稽古にゆかたを自分で着て行かれました。(とにかく機会をとらえて着ることって大切です。)

帰って洋服に着替えた時、腰がグラグラしたそうです。

確かに帯を取った途端に「ふ~っ」って思いますが、帯から解放されるとともに不安定さを感じます。

 

 

結婚式に出席されるおばあちゃんに着物をお着せする時のことでした。

「コルセットは取ったほうがいいですか?」不安そうに聞かれました。

腰が弱ってきたのでコルセットは離したことがないんだそうです。コルセットをしていたら着物が着れないような気がしておられたのだと思います。

「コレを取ると不安でね~」

「大丈夫ですよ、帯を結びますから」と言ってもまだ納得がいかないようでした。

仕方なく外されたおばあちゃんに着物を着せて帯を結ぶと

「腰が気持ちいい!帯を結んだ方が楽だねー」

 

「じゃあ、毎日コルセットの代わりに洋服の上に帯だけ結んだらどうですか」

大笑いしました。

 

 

ゆうこさんのメッセージを見てその時のことを思い出したのでした。

着物って実は身体に優しく、本当に合理的にできているんですね。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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