「京の七夕」さんぽに着物を着て上七軒・北野天満宮へ☆着物で「はじめてのお出かけ」
「せっかく着物を着られたんだからそのまま出かけてみられたらどうですか?」
お盆前の京都は「京の七夕」と題して5つのエリアでイベントが行われていました。始まってまだ5、6年なのに急速に人気が高まっています。
とても書ききれないくらいの催しが行われていました。写真もキレイで来年の参考にもなるので(笑)時間がある時にリンクから見てくださいね。
当さろんから一番近い堀川エリアでは
二条城ではライトアップとプロジェクトマッピング
すぐ横の堀川の遊歩道でも多彩な催しが行われていました。
堀川エリアは暗くなってからのイベントなので、今日帰られるHさまには北野天満宮と上七軒エリアをご案内しました。北野天満宮も上七軒も素晴らしい歴史を持つ由諸正しい場所で、今々始まったイベントであってもきちんと歴史を踏まえそれを感じられる場所だと思ったからです。
当店から出て四条通りの向かいのバス停から203番のバスに乗ると上七軒まで乗り換えなしで行けます。
北野天満宮では「御手洗川足つけ燈明神事」や「国宝通り抜け神事」が行われました。神と人間をつなぐ神聖な場所とされ、日頃は神職しか入れない国宝「石の間」の通り抜けに参加できました。(8月11日〜13日)
幻想的な七夕飾で飾られた沿道を散歩するのも素敵です。
上七軒では老舗和菓子「老松」さんでこの期間限定の晩柑フラッペが4時から数量限定で販売されました。
Hさまはバスを上七軒で降りて歩き、まずは老松さんへ。お菓子とトランプを買ってきました。
「トランプ?」
「老松さんオリジナルらしいです」52枚のカードにはその数にちなんだ美しい生菓子の写真が載っていました。
七夕の3日間 北野本店だけで4時から数量限定で販売されたプレミア晩柑フラッペもゲットできたそうです。「晩柑」とはグレープフルーツのことなんだそうです。
このクオリティで400円は安い!
食べながら歩いていると大道芸をやっていました。
北野神社では盆踊りをやっていて舞妓さんや芸妓さんが櫓の上で踊って貼ってたくさんの人出だったそうです。
とても楽しかったと戻ってこられてスマホの写真を見せていただきながらお話を伺いました。
浴衣姿も多かったそうですが夏着物で来られていた方もチラホラあってさすが京都ですねとおっしゃっていました。
「着物で行くと自分の気持ちが違いますね〜」と笑顔!!
着物を脱いで畳み方をお教えしました。
基本的には
・元の折り目通りに折る(折り紙の山折り、谷折りと同じです)
・着物は直線なので裾や脇がまっすぐ揃っていれば中もシワが寄っていることはありません。
「こんなに小さくなるんですね」と驚いていらっしゃいました。確かに脱ぎっぱなしの時とは大違いです!
着物をちゃんとたたむととてもコンパクトになって持ち運びにもカサばりません。よく海外旅行に着物を持っていかれるのはディナーや正式の場所でとても歓迎され大切に扱っていただけるからですが、何着もジャケットを持っていくより着物は小さくなって持ち運びにも楽なのを経験されているからです。
今朝、当サロンへ来てくださった時は全く着物は着れなかったのですが、近くでランチをしてちょっと慣らしてからバスで出かけて京都さんぽ、畳み方を覚えて1日終了となりました。
盛りだくさんな1日で今朝のHさまとはとても変わりました。
「持って帰って今度のビアガーデンまでに着る練習をします。着慣れた感じに着られるようになるといいですね」
目標高くワクワクのまま帰られました。
見ていて私も一緒にワクワクしました。こんな風に着物を好きになって着物で楽しんでいただける方が増えるといいな〜と思いました。
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