細見美術館の「カフェキューブ」でまったり、ミュージアムショップ見て歩き

京都さんぽ

初めて行った細見美術館ですが、カフェが人気、

展示を見なくてもカフェ利用だけの方も多いらしいと噂に聞いていますた。

 

 

細見美術館へ行ったら「カフェキューブ」に寄ろうと決めていました。

 

展示のイベントと対応して特別なお菓子やセットが用意されることもあるので要チェックです。

 

 

こちらの階段が展示を見終わったところ、向こうに見えるのは直接カフェに行ける階段です。

 

展示を見ると出口のところにあるのですが、この右の階段を降りた所でした。

席数は少なくてゆったり。

そもそも知っている人しか来ないので、穴場です。

 

高い天井のオブジェは和紙の月

 

 

地下のテラス席です。

カフェもそうですが、天井が高くて開放感があります。

 

 

月の満ち欠けの和紙オブジェです。

堀木エリ子さんのものでしょうか?

 

ちょうどお昼だったのでパスタを注文。

 

前菜盛り合わせ

 

紅茶はポットで。

 

ほ〜〜〜っ、

ゆったりと過ごせました。

 

 

ミュージアムショップも洗練されていて素敵でした。

 

特に和関連のコレクションをグッズにしたものが多くてオリジナリティーがあって、良い感じ〜〜

昔の着物の柄が偲ばれる古今西村さんの古裂帳

 

お干菓子のように可愛らしい「印香」

 

お干菓子かと思って思わず説明書を覗き込みました。

 

薫物(たきもの)とも呼ばれ、粉末状の香を蜜や梅肉などで丸薬状に練り固めたお香の事です。

 

源氏物語にも記されているように、平安時代には貴族一人一人が自分だけの香りを持ち、たしなみとして衣服にその香りを薫き染めました。

 

 

尾形光琳の絵が使われた香包と「沈香」

 

 

細見美術館とのコラボで作られた(?)沈香(じんこう)もありました。

 

沈香は主に東南アジアで産出される香木で、その昔戦国武将たちは戦場へ赴く前にその荘厳な香りを甲冑に焚き染めていたといいます。

 

有名な伽羅(キャラ)も沈香の一つです。

 

 

人気の若冲シリーズなどもあって、

一筆箋なども細見美術館ならではの絵柄があって、絵を見るようにじっくり眺めていました。

 

本当に良い時間でした。

 

 

 

品格の教科書」は今に伝わる所作や作法の意味を書いた本です。

全国の書店さん、

またはアマゾンで手に入ります。

 

 

 

 

山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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