一人できれいに着れちゃいました〜!☆ごとうゆうこ、初めての着物に出会う45
「まったく着物のことは分からけど、自分で着物を着たい」ときもの塾に来ていただいている五島優子さんから嬉しいメールが届きました。
* * * * *
ゆっこさーん
あらビックリ
今から弘道館のお手伝いなのですが、なんと35分で着れちゃいました!!しかも一応許せる範囲の(笑)完成度です!
思わず報告したくてメッセージしちゃいました~!
明日もよろしくお願いします
* * * * *
「きっとこの文章以上に綺麗に着れたんでしょう」とメールを読んで思いました。
というのも、何もわからないうちは着物の形になって着れただけで嬉しいものです。
でも着ていくうちにだんだん自分の欲求度が高くなります。
「ココをこうした方がスッキリしますよ」
なるほど、と思うとその瞬間から一つ一つ目は肥えていきます。
反対に、それが出来ていない自分に気付いてしまいます。
見るところ(視点)が変わってしまうのです。知らなかった頃の自分には戻れません。
そうすると「私はまだまだ出来ないんです」と思っちゃいます。
着物を着ることばかりではありません。
視点が変わると知らなかった頃の自分へは戻れません。
厳しい視線を持った優子さんがメールをくださったのは、わかる目で見ても今日は綺麗に着れたのだろうと思ったのです。
一応 着付け教室、基礎編としては卒業かな?
優子さんはお茶や謡に着て行かれるので大丈夫だと思いますが、着物は着なければ忘れてしまいます。
「着付け教室に通ったけど着れないわ」よく聞く言葉です。
それは着物だけではありません。どんなことでもやらなければ忘れます。
自動車の免許を取っても全く乗らなければ怖くて乗れません。反対に毎日乗っていれば、頭で考えなくても乗れます。「キーを差し込んで、回して、ブレーキを足で踏んで、ギアを入れて・・・」なんて考えませんよね。新しい車になって、キーを差し込まなくても良くなってもすぐに応用できます。
着物も同じです。着れば着るほど、頭で考えなくても自然に手が動きます。
その動作がルーティーンとして決まってできれば短時間で着れるようになりますし、「今日はなんとなく上手く着れない」なんていう波もなくなります。
そういう私も以前は12分かかっていたのが、今は8分で着物を着て帯が結べるようになりました。今日は何を着ようかな?なんて洋服のコーディネートを考えているより早いです。
なんでも自分でできるようになることは楽しいですね!
本当に短期間できれいに着られるようになって私も教え甲斐がありました。
優子さんはこれからも来てくださるので、着物の成り立ちやミニチュア作り、雑学を通して着物の素晴らしさも折に触れてお伝えしていきたいと思っています。
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着物の知恵を知って、自分で着物を着られたら嬉しい〜🎵
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持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)
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その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。
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