和服のお子さまが主役!おひなさまの撮影会

イベント

ひな祭りの撮影会(3/1 ・2池田店)にはお母様やおばあちゃん、ご家族連れでたくさんの子どもさんたちが来てくださいました。

着物が大好きの子達ばかりです。

おひなさまを飾り、和菓子とお抹茶、ちらし寿司をおあげに詰めたお稲荷さんとすまし汁をご用意しました。

 

まずは展示会場で着付け。花の髪飾りはママの手作りです。

 

着物はジュニア用に別仕立てしてお袖が長くしてあります。

帯は細帯(小幅袋帯)を三重紐で色々な結び方にします。

昔は鈴がついたような結んである帯をくっつけたのですが、細帯で結んだ方がいろいろな結び方を楽しめます。

半幅帯よりも長く、大人になってもずっと使えます。

帯締めや帯揚げも大人用でコーディネートしてオシャレに結びます。

こちらはお姉ちゃん、妹さんの着物の柄とお姉ちゃんの帯の柄が同じです。

 

おばあちゃんにお茶の飲み方やお茶碗の持ち方、拝見の仕方も興味深く教えてもらっていらっしゃいました。

 

お茶を飲んだ後に、お茶碗を見るの。

 

抹茶はいらないという妹さんにはほうじ番茶

 

ままもお着物で

 

お姉ちゃんの着物は大人の振袖でお仕立てしてあります。小学校高学年では身丈(着物の長さ)は大人とほとんど変わりません。身幅はせまくする必要があります。

十三参りまでは肩上げが必要です。腰上げは無しで紐で裾上げします。

袴姿がかわいい〜〜。着物は肩上げがしてあります。

 

瀬森のように葵の御紋がついています

 

男の子の洋服のデザインにびっくりしました。

背守に三つ葉葵の紋(徳川家の紋)が付けてあります。そして肩上げらしきものもちゃんと縫って付けてあります

下に着ているTシャツも着物のようで、紺のカーデガンには羽織紐の様に白いヒモが付いています。

 

前も着物と羽織の様なデザイン。両方の胸にも紋が入っています

お抹茶に興味津々

 

 

「ママ、今日はうまく着れたね」

着付け教室に来てくださっているママに付いて来てくださるときは洋服ですが、おひなさまは私が主役。

ママも着物

 

子供さんでいっぱいのお雛祭りでした。

最近はお宮参り、七五三の着物も写真だけのコスプレになっています。

七五三から成人式まで着物と縁がなくなってしまうのですが、こうして着物が暮らしの中にあるって素敵ですね。

お子さんたちもとても落ち着いていらっしゃって、ご家族が仲がいいんですね、着物はしあわせな人たちのものなんだなあと思いました。

 

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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