2つの間違い!「きょうはたのしい ひなまつり♪ 」☆長い歴史を想う

雛飾りは宮中での天皇陛下と皇后陛下の結婚式の模様を表しています。
雛人形を飾るとパッと華やかになるのが好きです。
「あかりをつけましょ ぼんぼりに〜〜」
きょうはたのしい ひなまつり ♪
有名な童謡です。
ですが・・
幼い頃から慣れ親しみすぎて、この歌の間違いを、ずっとそのまま受け入れてしまっていました。
この歌詞には重大な間違いが2つあります。
2番の歌詞です。
その1
「おだいりさまとおひなさま ふーたり並んで すまし顔」
おだいりさま(お内裏様)とは 男雛と女雛お二人の事を言います。男雛だけではないのです。
その2
「お嫁にいら〜した ねえさまに よく似た官女の 白い顔」
2段目に飾る3人官女は 歌詞では妹の様に謳われていますが、彼女たちは皇后陛下がまだ幼いころから身の回りのお世話や教育を任されてきた人たちです。
歌として覚えてしまうと、そのまま受け入れてしまうのが怖いですね。

カッコいいパパです
「1週間前から楽しみにしていました」
お子さん3人とママとおばあちゃんと来て下さったのはパパ。
ママの成人式に振袖を作っていただいてからのお付き合いです。
「外国人の様にホリが深いですね」
「私はペルー人です。祖母は日系2世で5歳から日本に住んでいます」
おばあちゃん(ママのお母さん)が歳時記を大切にして家でも色々やってくれるので、すっかり日本のファンになりました。もっともっと知りたいです。
着物のモデルさんもやっていらっしゃるそうです。
どうりでカッコいいーーー!!

3人のお子さんたちの洋服も着物を意識したデザインでした。
お子さんの洋服も、着物を感じられるデザインで感動しました。
思わず「どこで売ってるの?」「どんな人がデザインしているのかしら?」
と聞きたくなるような洋服でした。
ペルーにもインカ帝国という立派な文明が栄えました。
でも征服したスペインが全て文化を壊しました。
私もスペイン語です。
日本はずっと歴史が積み上がっていて深みがあります。
もっともっと日本のことを知りたい、体験したい、
外国人だからこそ、日本の良さが一層感じられるそうです。
当たり前になってしまうとその良さはわからないんだな〜
よそ者の目で新鮮に物事を見直してみると宝の山ばかりかもしれません。
話していて、改めて 日本を誇りに思えました。
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