家具屋さんの通り、京都「夷川通」で出会った懐かしさ2
実は京都へ行ってすぐ、小さな文机が欲しくて京都で探すことにしました。山兵さろんの和室は書院造ですが、書院らしい雰囲気のある机を探すことにしました。
京都の街では道が碁盤の目のようになっていて横の通り(東西になる通り)を覚えるために「わらべうた」が今も伝わっています。
「まる竹えびすに 押しおいけ、姉さん六角、たこ錦、・・・♪」
御所の南の通りが丸太町通り、その下(南)が竹屋町通り、夷川、二条、押小路、御池通、姉小路(あねやこうじ)三条、六角、蛸薬師、錦・・・です。
東西の通りには同じ業種のお店が並んでいました。
今、観光客に人気なのは錦通り、「京都の台所」として知られた市場です。
八百屋さんや漬物やさん、食に関わる雑貨屋さんからお土産物屋さんまであります。
もともとは魚屋さんが軒を連ねていたと聞きます。お茶事(茶道での作法に則った食事で会席料理の元になったと言われる)の料理や材料も錦へ行けば揃うと言われていました。
夷川通(えびすがわどおり)は今でも家具屋さんが並んでいます。
散歩ついでに何度か夷川通を歩いてみました。新しいスタイリッシュな家具から古い骨董品をならべた店、壊した町家から集めたと思われる建具ばかりのお店、、、などとても面白いお店があります。
「あれ、こんなものまで売ってる!」
机を探しに行ったものの何軒も見て回ると、うちで使っていた火鉢も火箸も、、家を整理した時に捨てた飯台やお皿までほぼ同じものに値段が付けて売られていました。
懐かしい〜〜!
こんなものが売れるんだな〜!
こんな値段するんだ〜!
自分が日常の取るに足らないものと思っていたものが、当たり前ではないことを思い知る機会となりました。
江戸時代から続く岐阜の家には日常だったものがあふれています。
そういった生活や時間っていいな〜と見直される時代になったのではないでしょうか。
ゆったりした時間を提供するのは私たちの役目、伝えていくのも呉服屋としての役割かもしれません。大切にしていきたい心と時間です。
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[ごあいさつ]
皆様にはお元気でお過ごしのことと思います。
私も3月末より長らく京都店を閉め岐阜にこもる生活を余儀なくされていました。
3日ほど前、用があって京都へ行ってまいりました。観光地はともかく、四条烏丸周辺は元の賑わいを取り戻していました。正直、ほっとしました。そこで、
6月よりご来店のご予約を承ります。
相変わらず、岐阜と東京などの出張、仕入先との打ち合わせなどで留守にすることも多いと思われます。
ご都合を合わせてベストな対応をさせていただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
山本由紀子
7月から京都店でも着付け教室を再開します。
ご都合が良い日をお知らせください。
着物まわりの雑学にも詳しくなります。
自分で着物を着られたら嬉しい〜🎵
*山兵、京都 着物を自分で着よう「きもの塾」募集!
最大限 2名までの個人レッスンです。
持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
着付け用小物(足袋、肌着、衿芯、コーリンベルト、コーリン結び、腰紐1本、伊達締め、前板)
1回目は着物を着る前に着物の特徴や着方の説明などをします。
その時に持ち物を見せていただいてから始めますのでご相談ください。
なぜ?から学ぶ着方教室
6回 18,000円
ご都合の良い日を打ち合わせて決めまさせていただきますのでお申し込みフォームに書き込んで送信してくださいね。
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