グリーン車に乗るか、1号車B席まで走るか☆山本呉服店、創業130年代々「続く」価値観1

由紀子の日々

「創業130年とは、すごいね~」そう言っていただけると嬉しい反面、私はそのうちのほんの一部のバトンを繋いだだけと思います。その度に繋いできてくれた先祖を思います。

 

世界中で100年企業は日本がダントツに多く、33000社あります。

時代を先読みして大きくなる会社、次々と転身してヒットを飛ばす会社もすごいなーと尊敬します。

でも、私を含めて代々の山本家の人たちを考えると、それほど器用に立ち回れる性格ではなく愚直に続けてきたからこそ今があると感じます。

 

「新幹線はグリーン車に乗りなさい」ゆったりした気持ちで考える時間を持つことは自分に対する投資だとワクワク系マーケティング実践会の小阪先生が言われました。

「1号車まで走ってB席が一つ空いているのを発見してホッとして座るなんて生活はもう考えられない」と友人たちも言います。私は貧乏性が身についているのか、未だに1号車まで着物で走る生活がやめられません(笑)

 

新幹線の座席は3席ABC並びと2席DEになっています。満席の時は3席の中央B席しか空いていない場合が多く、後から行くと通路側の方に「すいません」と言って入れてもらわなくてはいけません。座っても何となく窮屈です。

 

 

「そんなにお金を残してどうするの?」友人に聞かれました。

「残そうという気なんかないよ」

「でも現実として残ったお金は子供に行くんでしょ。その子供たちが好きなように使うんだったら自分で使ったほうがいい」

「結果的に子供に残すことになるんだけど、子供たちが無駄使いするとは思えない。そんな風に育ててないから」

どこまでも話は平行線でした。

ただ話していて、ふと気づきました。

 

私も親からも祖父母や周囲の人たちから、そういう価値観で育てられてきたのだということです。

 

その価値観は考え方や生活習慣にも、すべて組み込まれていました。

 

 

商売をやっていたら良い時ばかりはありません。先祖の歴史をたどっても困難な事件や災害が必ずありました。どんなことが起こっても続くように日頃からたとえ1円でも無駄にするなの教えが染みついていました。

 

そんな考え方では大きな会社にはなれないかもしれません。考え方が小さいと言われる方もあるでしょう。

どちらが良いという話ではないと思っています。

何に価値を感じ、何を良しとするかの生き方の問題です。

 

 

「続いていること」はお客様には安心感と信用が蓄積されていくと思います。

 

特に呉服屋の場合は、人が亡くなっても着物は残ります。その方への思いとともに着物を引き継ごうとした時、どうすればいいのか相談に乗ってくれるプロが必要です。

着物を代々商ってきた当店にはそれを見守る責任があると思っています。

 

「商いは飽きない」をもっとうとしていたのではないでしょうか。代々の先祖の徹底した思いがあるように思います。

 

つづく

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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