和菓子はメッセージを伝えるもの、弘道館のお菓子展☆「くれもえの会」創設6

イベント

吉田山荘さんを出た後、どうしても皆さんをお連れしたかった弘道館へ行きました。

 

 

弘道館では京菓子展 2020「手のひらの自然 − 禅 ZEN」をテーマに和菓子展が開かれていました。

 

 

吉田山荘の女将さんもご一緒に見にいらっしゃいました。

真理子が一個一個お菓子の説明をしていました。

 

和菓子屋さんには日常の菓子を商う餅屋と贈答品や接客用のお菓子を商う上菓子層があります。

上菓子屋さんが作る主菓子にはその日その時だけ「一期一会」のメッセージが込められていて、二度と同じものを作ることはないんだそうです。

 

 

弘道館は老舗和菓子屋「老松」さんが運営なさっています。

今回は、禅の精神を「銘」にしてメッセージを込めてお菓子がデザインされていました。

一つ一つを丁寧に読み、お菓子を見ると「なるほど〜」とデザインされた方の主旨がわかります。

500点を超える応募作品の中から入選作が京都市内4会場で発表されていました。

 

和菓子を見ながら、哲学的なものを感じました。

 

 

主菓子の場合はひとつひとつに手作りの個性的な菓子職人さんの技が光ります。

 

「わあー、きれい!」「すてき〜!」

和菓子の魅力は食べて美味しいだけでなく、五感で楽しむものです。

 

食べてしまうのがもったいないような、色、工芸的な技とデザインでした。

 

老松、弘道館の当主、太田達さん

 

当主の太田達さんもちょうどいらっしゃって、お軸やお茶碗のお話、エピソードなどもお話してくださいました。お客様をお迎えする設えやお茶碗、お菓子にご亭主のおもてなしの気持ちが込められています。そんなお話を伺えたことも皆さん、喜んでいらっしゃいました。

 

 

和菓子は自然を尊重し日本の食材、日本の感性を生かした日本人の人の美意識を最もよく表す食文化です。

 

美味しく和やかにお菓子とお抹茶を堪能して良い時間を過ごせました。

 

コロナで閉館中の弘道館はとても綺麗に整備されていて、とてもいい空気が流れていました。

またクローズされていけなくなってしまうのが、とても残念です。

 

 

つづく

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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