「私だけではなくきっと他にもたくさんいらっしゃると思いますよ」

女将さんのように丁寧な所作が身に付けられ品格のある人になれたらいいなぁと私自身が憧れています。でもきっと私だけではないでしょう。

その秘訣、女将さんがここまでなられるまでに考えられたこと、エピソードを皆さんお話ししていただきたいです。

 

自分の思いを夢中で吉田山荘の女将さんに訴えました。

 

きれいな気が満ちた吉田山荘と言う場に集い、四季を楽しみながら、懐石料理を目と口で味わう。女将さんの話に耳を傾ける時間が持てたらいいなと思いました。

日本文化に興味がある方ならそう言った知識や知恵を知ることで、ときめきます。そういう世界がいいなぁと思う方が増え、その中からまた着物を着てみたいと思われる方が増えればいいなあと思いました。

 

 

「すべての日本文化は着物で繋がっています」

 

ご自身も着物の振興に心を砕いていてくださっている女将さんはとても共感していただけました。

 

「どんな協力をさせていただきます」言っていただけました。

 

女将さんのお話をいちばん聞きたかったのは私でしょう。お腹の底から湧き出す思いを話しました。熱いエネルギーをぶっつけた感じでした。

 

四季を通じて吉田山荘さんに集い、お庭や設えお料理を楽しみながら五感を磨くってステキだと思いませんか。

 

幸いなことに、うちの次女、真理子は京都検定１級を持っていて、また違った面から歴史や歳時記などのお話もできます。

私も着物にまつわるお話やご相談に乗ることもできます。

 

お話しているうちに自分がどうしたいのか、何のために伺ったのかがはっきりして来ました。確たる目的を持ってお願いに伺ったわけではなく、ある意味本末転倒でしたが、それでも女将さんが共感して協力してくださるという言葉をいただいたことで私は興奮していました。

つづく

 

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山兵、京都さろんで

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