吉田山荘さんのお月見の会☆「しつらえ」でもてなす2

京都さんぽ

お月見の会のしつらえが素敵でした。

ススキ始め秋草が書とともに、お団子や「いも名月」にちなんでお芋がお供えしてあります。歴史を感じる屏風がまた素晴らしいですね。お迎えされる吉田山荘さんの心を伝えています。

 

こちらは離れの間の床の間です。

 

 

 

テーマに基づいたお食事も「しつらえ」の一部だと思います。

 

 

 

最初に出してくださったのは、お月見にちなんで「おはぎ」です。

上にのっている栗は、闇を照らすお月様ですね。

 

茶托は菊の葉が形取られています。季節のあしらい満載です。

 

「おはぎ」と「ぼたもち」とどう違うのでしょうか?

萩の花が咲く秋に食べるのが「おはぎ」で、つぶあんを用います。
牡丹の花が咲く春に食べるのが「ぼたもち(牡丹餅)」で、こしあんを用います。

秋に収穫されたばかりの小豆を使って作る「おはぎ」は、粒のままでも皮も柔らかく美味しく食べられます。春になると、小豆は収穫から時間が経って皮が固くなるため粒をこして、あんを作ります。そこで春に食べる「ぼたもち」には、こしあんを使うというわけです。

 

 

写真の撮り方が悪かったのですが、お団子などをお供えする三宝型の台の上に乗せてありました。

三宝は、折敷(おしき)と呼ばれるお盆の下に台がついていて、その台の三方向に穴があいていることから三方・三宝(さんぼう/さんぽう)と呼ばれています。(最初の写真でお芋が乗せてある台です。)神具や仏具では白木ですが、これは黒の塗りがしてあってススキの絵柄のお皿が乗せてありました。

お月見にちなんで萩の花が添えてありました。

 

季節にちなんだ栗の見事な金蒔絵です。そう新しいものではないでしょう。歴史を感じます。

 

おいしくいただいているうちに後は写真を撮り忘れてしまいました。

お品書きはこちらです。

 

 

心もお腹も満たされました。

つづく

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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