初めての撮影会と着物名刺

由紀子の日々

「写真撮られるのは大嫌い!」そんな私が初めて自らお願いして写真を撮ってもらったのは3年前、梅が満開の水戸の偕楽園でした。

「梅林で白い着物に白い帯をしてとったらいいと思うけどなぁ」

友人の水戸の美容室ohanaの岩上巧さん(一年中アロハシャツを着ているので通称アロハ)が着物を写真で名刺を作ったらと提案してくれました。普通のヘアーサロンでないユニークな経営をしているアロハの考え方や発想にいつも感心させられます。

 

たくさんの方と名刺交換すると顔と一致しないことが多く、名刺を作るアイデアはステキだと思いました。

「乗った!」初めてプロに写真を撮ってもらう気になりました。

 

 

彼の友人のカメラマンさんがブライダルフォトで金賞を何回も受賞している人でした。

アロハにヘアメイクをしてもらい、お母様に撮影用の着付けをしてもらいました。他人に着物を着せて貰うのは成人式以来かな?どんな着付けをされるんだろう?着付けのやり方にも興味がありました。あったので全てお任せする事にしました。

 

名刺には満開の梅をバックに開いた明るい写真を使いました。

 

もともと人に写真を撮られるのは大嫌いです。

この時までの写真はほぼありません。撮ったものもみんな捨ててしまいました。

そうそう、だから写真をわざわざ撮ってもらうという気持ちにはなれなかったのです。

 

どんな顔してとったらいいの?

笑うって難しいですよね。

 

へ〜、プロってカメラの中で風景として切り取るんですね。

 

 

カメラマンさんは上手く私を褒めておだてて笑顔を引き出してくださいます。

「その笑顔いですね~」「素敵です、いい写真撮れるわー」

顔がこわばって笑顔にならない私もだんだんその気になって良い気分!

やった経験がある方なら分かると思いますが、

ハマるかも(笑)

 

 

実は水戸へは前日に入って夜、彼らといっしょに居酒屋でご飯を食べました。カメラマンさんはとても気さくで、初めて会ったとは思えないくらい盛り上がりました。

 

後からわかったことなのですが

写真はただ綺麗に撮ればいいというものではなく、その人らしさを映し出すものなのだそうです。

 

内面、その人がどんな生活をし、何を考え何を大切にしているのか分からないと取れないんだそうです。

 

私たちがおもてなしをしたり、着物を買っていただく時もお客さまのことが分からなければ動けないのと同じなんですね。

 

 

その経験を境に写真の大切さを知りました。

文字よりも見た瞬間にビジュアルで自分を知って頂く効果は絶大です。

 

名刺にはそぐわないほどの大きな写真はインパクトがあります。

写真の名刺はすでにVOL2バージョンです。写真を大きくしたために必要事項は中面です。中に気付かれない方もかなりありますが、

名刺交換をすると着物の話になります。

写真を撮ってもらうのは恥ずかしかったけど、名刺は今もとてもいい仕事をしてくれています。

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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