日本文化はすべて左が上位、格が上なので畳むときも左を肩にする☆「ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う」4
ごとうゆうこ、はじめての着物に出会う
「畳むとき着物の肩の方を左にして広げます」ゆうこさんだけでなく初めて覚える方が多いので必ずそれを先にお教えします。
日本の文化はすべて左が上位なのでそれを覚えておくと他のことにも役に立ちます。
着物も左襟が右襟より、着物も左見頃が右見頃より上に着ますよね。
お雛様も左がお内裏様です。(関東は明治時代にイギリス式が取り入れられたので反対になっていますが本来は左です)左大臣は右大臣より格上でした。天皇陛下も左、皇后さまが右に立たれます。
お茶席などで畳みの上でお辞儀をするとき扇子を前に置きますが左が広がる方、右が要(扇子を閉じてある方)にしておきます。
風呂敷に祝儀袋などを包むとき左がお祝いとか書いてある方、右が名前です。
ずーーっと以前のお話ですが、おばあさんが山本呉服店へ来店されたおばあさんが「うちのお嫁さんは右を肩にして着物を畳んでいる。あれは姑に早く死ね、遠いことだから私に早く死ねと言っているのよ」とワーワーと泣かれました。そんな謂れがあるのかと私たちもびっくりしましたが、たまたま逆に畳まれたのだと思います。でもそれほど不吉なことだったのかもしれません。誤解を受けるようなことはやめましょう。
着物や長襦袢を畳むとき、はじめに覚えるときに「左に肩」の癖をつけて覚えてしまうといいですね。
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