浴衣を着てパブへお出かけ☆自分で着られればちょいとかき氷だって食べに行けます。
「それでは後でね、ゆっこさんも良かったら来てくださいね」
千歳さんが浴衣を着るお稽古中にゆうこさんは近くのパブでのアルバイトに出かけられました。浴衣を自分で着てパブへ行くお約束ができていたようです。ということで私も浴衣を着て一緒に出かけることにしました。
初めて自分で浴衣を着られたにしては上手く着られたでしょ!!
着物のポイントを押さえればほんの2時間のレッスンでこのように着られるようになります。着物を着るって本当は難しいことではないんです。
ゆうこさんのアルバイトしていらっしゃるパブはオーナーさんのこだわりでイギリスから直輸入して整えられた内装や調度品で重厚な雰囲気が醸し出されていて素敵でした。少し飲みながら会話が弾みます。
そのうち外国人の人たちが次々と出勤され、お客様も外国人が多く雰囲気がインターナショナルになってきました。
ゆうこさんに以前からお話を聞いていた着物が大好きなフランス人、セリーヌさんもいらっしゃっいました。私がいつの間にか「キモノティーチャー」になっていました(笑)フランスの蚤の市で買った着物を着た写真を見せてもらったりして着物談義になりました。
彼女たちは日本にいる人なのでかなりの日本語はわかりましが、着物の用語や詳しい言い回しにきょとんとする場面もありました。すると千歳さんが流暢な英語で丁寧に解説してくださってセリーヌさんもニコニコしながら相槌を打っていらっしゃいました。英語もスペイン語もサラサラと操れる千歳さんに憧れてしまいます。
着物が大好きで買ったのに着方がわからないセリーヌさんに着方をお教えすることになり、またみんなでわいわいやろうとお約束しました♫
「今日は着物を着るぞ~、と力を入れて着るのではなく、自分で着られればかき氷を食べに行く時にもちょっと浴衣でいけますよね、日常のシーンに着たいんです」
帰りに千歳さんが言われました。私も全く同じことを考えていました。
パブへ行くのもそのまま洋服でいけばなんということもなく過ぎてしまいますが、浴衣を着て行ったことによって自分の気持ちが全く変わって特別な時間になりました。
千歳さんが「やぶそばの女将さん」みたいに自然にゆったりと着物を着られるのもそう遠くないでしょう。
<続く>
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持ち物 自分で着られるようになったら着たい着物、長襦袢、半幅帯、
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