イタリア人の結婚式、正しい着物で参加したい☆男性は着物に羽織、袴
日本文化であそぼ
「日本人がイタリアの結婚式に参加することは希でしょうから、しっかり正しく参加したいです。アドバイス宜しくお願いします」
声をかけて下さったのは、お仕事でイタリアに駐在されていた小島淳さんでした。イタリア語を忘れないようにとお休みに京都で観光ガイドされています。
京都の歴史にとても詳しくディープな場所へ案内してくださる、しかも素晴らしい写真を撮られる小島さんにガイドしてもらえる人たちは本当にツイています。
イタリアから京都観光に来ていたカップルを案内し、その夜行きつけの割烹料理屋「松長」さんでプロポーズしてめでたく婚約成立したのだとか。
その女将さん、長谷川真岐さんが翌日開催されることになっていたお茶会にお二人を誘われました。
場所は国登録文化財に指定されている京町家「藤野家」
通りに面して高い塀を構える典型的な「大塀造(だいべいづくり)」の町家です。
せっかくだからと真岐さんが着物を着せてあげて参加することになりました。
思いがけず素敵な体験ができたあの人たちは本当にラッキーだと思いました。
「文化を大事にして欲しいです。皆さん親しみを持って接して頂き、彼らも喜んではりました。ガイドをやって良かったと思います」と小島さん。
一緒にお茶会に参加していた私までなんだか良いことをした仲間に入れていただけた気がしました。
何ヶ月かして、小島さんから嬉しいニュースが届きました。
あのカップルが結婚式を挙げられることになって、思い出深い小島さんと真岐さんにイタリアでの結婚式に来てほしと招待があったのです。
素敵なカップルを思い出して、私も飛び上がるくらい嬉しかったです。
続く
ブログの読者登録、こちらからできます。
この記事へのコメントはありません。