着物を持ち歩く時のたたみ方はどこで折るべきか☆着物って本当に合理的にできています。
着物はたたむととても小さくコンパクトになります。四角い布だからです。
たたむ時の注意点は
1、下の線通りに畳んで余分な線をつけない。
2、着用時にできるだけできるだけ折り線が邪魔にならないところで折る。
長期に置いておく場合は文庫(たとう紙)の長さ、着物の丈を二つに折った状態で保管するのが一番良いです。大抵は襟付けの下で線が付いているのでその線で折ります。
折り線が付いてもおはしょりの中に隠れるから一番影響がないからです。
襟の上で折ると着た時に襟が上を向いてひっくり返ってしまいます。
さらに小さくしたい場合、例えば小さい普通の風呂敷で包んだりキャリーバックに入れたい場合は袖の下でもう一回おります。
さらに小さくしたい場合はそれをさらに半分に折ります。そうすると着物はほぼA4の大きさになって小さくなります。
小さくすればするほどやはり線が付きますのでお出かけ先に着いたら二つ折りの状態まで伸ばしておくか着物ハンガーに掛けておきましょう。
このように折れば畳んだ線が着用時に比較的見えない位置に来るようになっています。着物は実に合理的にできていると感心してしまいます。
何か一つ欲しいものがあったら「京裳苑」へ行きましょう!
第42回 京裳苑
◾️ とき 5月31日 (金) 6月1日(土) 2日(日)
◾️ 場所 京都 みやこメッセ 1階 ( 平安神宮前 )
◾️ 入場料 無料
「京裳苑」ってどのような催し? どんな内容なの?
6月は着物のメーカーさんが秋冬物の新作を業者に向けて一斉に発表する時期です。それをいち早くお客様に直接見ていただこうと始まったのが「京裳苑(きょうしょうえん)」です。今年で42回目になる京裳苑は岐阜の着物専門店、山本呉服店が一社で主催し一流のメーカーさんたちがみやこメッセの広い広い会場に見渡す限り一堂に出品してくださる業界でも唯一の素晴らしい展示会です。
3日間の会期中はそれぞれのメーカーさんの社長さんもしくは制作責任者の方々が会場へ来て頂け、自社のこだわりや制作秘話、思いなどを直接聞けるのも楽しみです。自分の手に入れたものがどのようなものであるかを知るとかけがえのない大切な宝物になります。
42年続いているのはひとえにお客さまの支持があってこそです。結婚前に親子で京都で選んで作っていただいた思い出と変わらぬ色柄の良さで、また代が変わっても親子、孫と一緒に京裳苑で選びたいと来ていただいています。
見たいという方はお申込みフォームに書いてポチッとしてくださいね。
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