パーティーに着られたお客様の「とっておきの一枚」をご紹介します。2

イベント

「パーティーに何を着て行ったらいい?」とご相談を受けた時、スタッフは

「一番着たい着物を着て行かれたらどうでしょう」

「パーティーならどんな豪華な着物でも大丈夫ですから、日頃着れない着物をこんな機会に来て行かれるのもいいですね」

と答えていました。

 

好きな着物を全身に「纏う(まとう)」喜びとエネルギーが会場に満ちていました。

 

 

華やかな小紋の方(左)と藤娘きぬたや訪問着(右)に大文字屋庄兵衛の袋帯で豪華に。

 

おばあちゃんと一緒のYちゃんは赤ちゃんの時からのお客様。もう6年生でおそでを少し長くしたかわいい小紋を着て参加です。

 

スッキリ、モダンな加賀友禅の訪問着に人間国宝「北村武史」さんの袋帯、水色が新しくて可愛い!

 

藤娘きぬたやの総絞り小紋に大文字屋庄兵衛の袋帯の方(左)と珍しい明るい色の結城紬に杉村のしゃれ袋帯(右)お気に入りです。

 

昨年ノーベル賞授賞式に本庶さんの奥様の着物を作られた「染の百趣矢野」色留袖に日本最古の機屋「紋屋井関」の袋帯(左)社長の着物はお屋敷が京都市の文化財になっている野口の訪問着です。

 

みなさん、それぞれとてもお似合いの着物を着ていらっしゃいます。そして帯や小物の取り合わせも本当に素敵で、着こなしていらっしゃいました。

 

優れた技術の職人さんや作家さんが思いを込めて作られたものには力があります。

 

ご自分がいちばん好きな着物を着ながら、他の方の素敵な着物を見て楽しめる時間は最高に贅沢な時間ですね。

 

 

 

つづく

 

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山兵、京都さろんで

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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