0から1にするには諦めず、可能性を考えて行動するしかない。
一昨年の年末霙の降る中、京都の不動産屋さん回りをしました。今から思えばお店を探す前にコンセプトややり方を組み立てるべきだったと考えることもありますが、
「じっと考えていたって、何も始まらんよ」と母に背中を押されました。
不動産屋さんを回った日々は色々な学びがありました。色々な方とも知り合えました。
その時のお話はこちら
不動産屋さん回りから学んだもの☆行動したら智恵とご縁がやってくる
京都は独特の雰囲気があって、京都駅に降り立った途端に「和」を感じます。
同じ人が東京にいるのと京都では気持ちが違う気がします。
せっかく京都に来ていただくのですから、京都らしい空気の中でお迎えしたいと思いました。
「京都は着物の本場だよね」と誰もが言われます。
着物に漠然とした憧れはあっても着ている方はごくごく一部の方です。
以前に靴屋さんの商人の話を聞きました。
ある靴屋さんがアフリカへ靴を売りに行き、裸足で歩く人ばかりなのを見て帰ってきました。「誰も靴を履いていないからあのような所では売れません。」次にもう一人の靴屋さんが行きました。「誰も靴を履いていないから、全部お客さまになります」
あなたはどちらの考え方を選びますか?と問われました。
初めからある市場しか見えない先の商人は、何もせず諦めて帰ってきました。一方、後の商人は靴を履く素晴らしさや使い方を教えれば自分で市場を作ることがでします。手間はかかり、相当な努力をしなくてはいけないでしょうけど、物の見方によって可能性は大きく広がります。
着物も同じだと思います。
はじめから諦めてしまえば、何も始まりません!
可能性を考えて動くしかありません。
「着物を着ていただきたい」と思っても、着物を紹介しなければ誰もわかりません。
今は着物を見るところも触れるところもありません。呉服屋は敷居が高くて入りづらい、デパートやショッピングセンターでちょっと立ち止まれば「何かお探しですか?」と声をかけられたら立ち去るしかありません。
着物市場の大幅な落ち込みは色々な理由がありますが、
見る、触れるところがほとんどありません。
それを着た時の気分の姿を見てみる、その時感じるものを体験してもらわねば始まらないと思います。
便利が良い、ちょっとした空き時間に寄っていただきやすい四条烏丸の雰囲気ある京町家で、着物に触れてもらえる場を作ろうと思いました。
つづく
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