誕生日に思うこと
2月9日誕生日を迎えました。
2、9は「肉」と読めます。私に肉は関係ないな〜
「和服」の「服」そして「福」
どおりでツイています!
自他共に認める「晴れ女」です。傘を持って旅行に行ったことはありません(強気)
「品格の教科書」を出版した時に最もお世話になった高橋朋宏さんに「自分の人生の中でドラマチック10はなんですか?」と問われました。
1位は間違いなく癌になったことでした。生命の危険を感じたとき、神様に祈りました。「もし私がこの世の中にまだ必要とされるなら生かしてください。もういらないと思ったらいつでも居なくなります」と。今でも思い出すと泣きそうになります。自分の命、時間を無駄にしたくないとその時から思ようになりました。
日本人はには定年退職という考え方はありません。「働く働かざる者食うべからず」祖父はいつもそう言っていました。病気をきっかけに、私も100歳まで生きて死ぬ前日まで働く。誰かの役に立つことを目標に掲げました。
私に期待されるものは、やはり着物の専門家ということでしょう。
今年は「着物にまっすぐ」
呉服屋として今まで培ってきた知識·経験·技術を全力で伝えていきます。それは自分の趣味とも言えるほど大好きな事なんですから。
1、年間を通して「本物の着物の体験会」をします。
「日本人として生まれたのに、あなたは絹の着物の優しさに触れずに死んでいくのか」と問いたい!1200年にわたって日本の風土や体型、暮らしぶりに最もフィットした素晴らしい衣服があるのに、見ることも、触ることも、着る機会もないなんて悲しい!
せめて私や山本呉服店と知り合った方には「本物の絹の着物」を着て何かを感じて頂きたいと思います。京都、岐阜、東京などで体験会、ワークショップをたくさんします。直近では2/28 、3/9に神田・楽々テラスで開催です。
2、何が好きって「京裳苑」ほど好きなものはありません。素晴らしい着物のオーラに包まれて、着物が好きと言ってくださる方と一緒に過ごす幸せな時間はありません。5/31~6/2京都·みやこめっせで、着物とそれを作った人たち、その思いをご紹介したいと思っています。
3、12月1日には京都サロン5周年「着物を愛でる会」パーティーを100名規模でやります。着物を着る人も、ギャラリーで楽しむ人もぜひ皆さん来てください。5年間を思い出して私と関わってくださった方にお一人お一人感謝したいと思います。皆さんとお会い出来てキャピキャピに満面の笑顔でワクワクしている自分が見えます。
今年は私が当たり前にしてきたこと、私ができることを全力でやっていきます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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