京、南座の吉例顔見世興行の花街総見☆舞妓さん芸妓さんの日常
京都、五花街の芸妓さん、舞妓さんが京都、南座で開催中の「吉例顔見世興行」を鑑賞する「花街総見」が今日から始まりました。芸事上達のために舞台を見て学ぶ恒例行事です。今日は祇園甲部の芸妓さん舞妓さん60人が1席づつ間を空けての座りました。今年は白塗り化粧なしでマスクをしての鑑賞だったようですが、それでも芸妓さんや舞妓さんが桟敷に並ぶ姿は華やかでウキウキします。
舞妓さんのかんざしは年13回変わるのですが、12月は南座の顔見世に合わせて「まねき」です。「まねき」は出演する役者さんの名前を南座の表に書いて上げるものです。
舞妓さんはこの日、かんざしに付けた「まねき」を模した白い無地の紙に贔屓の役者さんの名前を書いてもらいます。
祇園に舞妓さんや芸妓さん行きつけのカフェがあります。私も1日15日に祇園、八坂神社へお参りした後に時々いきます。ちょうど数日前にNHK「美の壺」で放送していました。
「切り通し、進々堂」です。
切り通しとは、祇園のメイン通り花見小路の一本西にある小路を四条通りから北へ延びている路です。とても情緒があって歴史ある名店もあります。
歌舞伎役者さんが通うおでんの「おいと」 ここも東山紀之さんが百年卵を紹介していました。鯖寿しだけで240年も続いている「いづう」とか、東京へも出店しているイタリアンのオクムラの本店とかがあります。
舞妓さんご用達のこのお店の名物はふわっふわの卵サンドです。お腹が減った舞妓さんが何か挟んで欲しいと言われて、その場にあった卵を挟んで出したところ評判となったと伝説になっています。
舞妓さんはおちょぼ口で食べられるよう、ナイフとフォークを使って食べます。
私はキュウリサンドが気に入っています。トーストしたパンにマーガリン(多分バターじゃない?)を塗ってキュウリの薄切りを挟んだだけのものです。キュウリの塩加減が絶妙でさっぱりして美味しいのです。
もう一つ、このお店の名物は表の冷蔵庫に置いてあるフルーツゼリーです。舞妓ちゃんたちは「赤いのん」とか「青いのん」と言って注文します。私は一度も食べたことはありませんが、結構ボリュームがあります。
お姉さんと一緒の時は舞妓ちゃんは奢ってもらえるんです。その代わり、自分が年上になって妹ができたら支払いは全部してあげるんです。順送りが花街の習わしです。
コロナが落ち着いたら、舞妓さんに来てもらって「花街セミナー」一緒にお食事してお話を聞いて、舞妓さんや花街を知るイベントを開催します。
早く治るといいですね。
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