大徳寺の孤峰庵の特別拝観と今宮神社のあぶり餅☆京都さんぽは楽しい〜
「大徳寺の孤峰庵が6月12日まで特別拝観やってるよ」
娘が教えてくれました。
「絶対、行くわ〜」と私。
孤峰庵はいつもは参観できないだけでなく特別拝観も滅多にされないのです。
以前は取引先の西陣の帯屋さんの自宅が同じ町内だったので、お願いして特別入れてもらえたのです。
ずいぶん前の話ですが、エリザベス女王や国賓の方々が京都へいらっしゃると孤峰庵でした。
ちょうど6月4、5、6日開催の「京裳苑」へ来てくださる方たちにお知らせしました。
何と言っても7年ぶりの特別拝観が12日までしかないので!
「先に孤峰庵だけ行ってきます」
Oさんが即、昨日行ってきて写真を送っていただけました。
お寺の中の写真は禁止されていて撮れなかったのでしょう。
上の方が障子で伏せられていて、下の方から灯篭が見える独特のお庭です。
京都の寺院の有名なお庭のほとんどを手がけた「小堀遠州」の代表的なお庭とされています。
言わずと知れた茶道「遠州流」の創始者です。
Oさんが現地からメッセージをくださいました。
今日の孤峰庵は朝、雨が降ったので草や木が青々と綺麗でしたし、水滴がキラキラと輝いていました。 赤土も水の流れがはっきり出ていました。 雨が降った後に天気も良くなったタイミングだったので、景色も良く空気感が気持ちが良かったです
「いいな〜、私も行きたい!」
4月に京都の三大奇祭に数えられている「やすらい祭」というお祭りがあって、その時はものすごく賑わいます。
私はまだ行ったことはありません。
それよりも、「あぶり餅」目当て^^;
今宮神社の東門から出たところに、昔の情緒そのままに2軒のあぶり餅屋さんが向かい合わせに営業しています。
時代劇が全盛だった頃は東映映画村から役者さんが来て、いつもここでロケをやっていました。
国民的時代劇「銭形平次」のエンディングは、あの懐かしいテーマソングとともにシリーズを通してずっとここでした。
互いに「本家」と「元祖」を名乗っています。
「どちらへ入ったらいいの?」と迷いますが、どちらも作り方は同じで同じ味です。
「かざりや」の方がお庭が立派かなという感じです。
竹串に刺した一口大のやわらかいお餅にきな粉を付け、炭火で真っ黒な焦げ目をつけるくらい焼いて、白味噌のタレを付けたものです。
香ばしくて、とろりとした少ししょっぱい甘いタレが病みつきになります。
ここしかない独特の味なので、食べてみる価値ありです!
Oさんから、メッセージが届きました。
今宮神社静かで心地よい空気が流れていましたね^ ^ 孤峰庵の襖の墨絵も凄かったです。掛軸の墨絵も貴重だとスタッフの方がおっしゃられていました
続く
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いよいよ、今週の土曜日から「京裳苑」が始まります。
熟練した職人さんたちが心を込めて作った着物や帯が見渡す限り!一堂に見られます。
私も今からワクワクしています。
第45回 京裳苑
■ とき 6月4日(土)5日(日)6日(月)
■ 場所 京都・平安神宮前 みやこメッセ
■ 主催 (株)山本呉服店
*山本呉服店のお客様、特別ご招待の方のみとなります。
見てみたいと思われる方はお問合わせからメッセージを入れてください。
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「品格の教科書」は全国の書店さん、
またはアマゾンで手に入ります。
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