「筍」と「竹の子」

由紀子の日々

「たけのこ、食べる?食べるならこれから掘って持って行ってあげるよ」朝、散歩で会った近所の方が声をかけてくださいました。竹林にたけのこが次々と生えてくるので小さいうちに掘ったり倒したりしていらっしゃるんだそうです。

 

 

一時期にあちこちからニョキニョキと生えてくる竹を放っておくと鬱蒼とした林になってしまいます。竹の成長はとても早くすぐに立派な竹に成長してしまいます。大きくなる前に一定の本数で押さえておかないといけません。

たけのこ掘りは周りの土をたくさん掘らねばならないので大変な重労働です。

 

 

ところで「筍」と「竹の子」どちらの字を書きますか?

 

「筍」は文字の通り、筍は「旬」の上に竹冠です。

 

「旬」は上旬、中旬、下旬を表すので、10日です。

筍は土の下で芽を出してから10日ほどは食用になるので「筍」の字を使います。

旬が過ぎると竹になり食べられません。そういう状態のものを「竹の子」と使い分けたのだとか。

 

 

 

岐阜では先の方までキレイに皮をむいてしまうのですが、京都のおばあさんに甘皮を残したままできるだけ皮ごと湯がくこと、それをお吸い物に使うことなどを教えてもらいました。

 

家へ帰ると程なく、たくさんの筍を持ってきてくださいました。ご近所ってありがたいですね。

 

竹の成長も早いですが、すぐに処理をしないと硬くなってしまいます。

親切に灰汁抜きをする「ぬか」まで一緒につけてくださいました。

 

重曹で湯がく方法もありますが、やはり米ぬかの方が「えぐみ」が抜けます。

 

 

太い根っこは普通は硬いのですが、掘り立てをすぐに処理したのでとっても柔らかでした。感謝!

 

 

とても柔らかかったので上の方の甘皮も残してできるだけそのまま灰汁抜きをすることにしました。約2時間、落としぶたをして筍が浮かないようにして中火で湯がきます。その後自然に冷めるまで置いておいて、洗って水を変えてつけておきます。

 

 

やはり「掘り立て」「すぐ湯がいたもの」は風味も良くて美味しいですね~!

 

煮もの、焼き物、若芽和え、吸い物、筍ご飯、天ぷら、青椒肉絲にも入れてみました。

 

春の芽吹きのエネルギーをいっぱい持った素材をいただけるのは最高の贅沢ですね。

あまり手を加えずできるだけシンプルな料理で頂きました。

 

 

自然に恵まれたい揖斐に住んでいるからこそ、「旬」を味わえる贅沢な時間を過ごせるんだなあと感謝するのです。

ところで娘が竹の皮を取ってきて干していました。

つづく

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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