鬼滅の刃の最終巻、発売に思う

由紀子の日々

「鬼滅の刃の最終巻」にたくさんの人が並んだようです。映画も空前のヒットで社会現象になっています。滅多に映画を見に行くことはないのですが、これは見に行かねばと思っています。どちらかというと話題に乗り遅れまいとする群集心理かもしれません。

 

 

実は2年前、インターンシップに来てくださった中学生の女の子たちに「マイブームは?」と聞いてみました。彼女たちは口を揃えて、「起滅の刃」と答えたのです。

鬼滅の刃についてはこちらから見てください。

アニメ「鬼滅の刃」と平安時代の鬼「酒呑童子」☆鬼の正体

中学生だけでなくハマる、着物の絵がキレイなコミック「鬼滅の刃」実写版決定!

 

 

きめつのやいば・・・

「何、それ?」その時は、それがコミックだとは知りませんでした。

「私がはまっていたので、お母さんが読みたいって言って、お母さんもハマっちゃった」

うちも、うちも、、、と他の子たちも笑っていました。

呉服屋をインターンシップに選んだのも、鬼滅の刃の着物が可愛いからだそうです。

 

キャラクターによって着物が決まっていますが、ネズコの着物が可愛い〜〜、

ネズコが鬼になったのに鬼らしくないのがいい!

そこらあたりまでくると、聞いてもチンピンカンプン、

 

これは読んでみるしかない!

 

岐阜のこの辺りは立ち読みのメッカです。立ち読みならぬ、座り読みができるように椅子や机が所々に配置されている本屋さんもあります。でも、コミック本はビニールで封がされていて見られません。探したあげく、ある書店で1巻目だけ見本として読みました。

 

あの子達が入っていたのはこういうことだったんだーー、少し理解できました。

 

その後、スタッフの子供さんが全巻買って持っていると聞き、借りて読むことにしました。

世の中では、活字を読むよりコミックの方が読者は圧倒的に多いと思うのですが、私はコミックを読んでもちっとも面白くない!  なんでだろう???

 

ぎゃ〜〜! どーん! グサっ!などの擬態語しかコミックには文字も言葉もほとんどありません。それだけを拾い読みしても、なんのことか?

コミックを楽しむ人は絵を見ていて、文字はオマケなのですね。

文字だけを追う私が読んでも面白くない、その原因がわかりました。

 

 

それから2ヶ月、結局2巻目だけを読んだだけでリタイアしました。

 

 

今、寺社では空前の厄除けブームらしいです。

昨日もどこかのお寺で大規模な厄除けの儀式をテレビで放送していましたが、1000年前の平安時代安倍晴明がやっていたことと何ら進化していない光景なのではないかと思いました。

今まで厄除けなんて思いもしなかった人たちも「厄」を身近に感じているようです。

 

鬼とコロナ、時代が変わっても、目に見えないものへの恐怖は変わらないのですね。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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