鬼の正体☆アニメ「鬼滅の刃」と平安時代の鬼「酒呑童子」
「感染者も被害者なのに、なんであんなに犯人のようにされてしまうんだろう」どこで感染者が出たのか、誰が感染したのかが話題になってしまいます。感染者が出ていない県で身内に帰ってきてほしくないと言われるのはその恐れからでしょう。感染した人も犠牲医者なのに気の毒です。
平安時代、京都の山奥、大江山に住む酒呑童子(しゅてんどうじ)という鬼のドンが出てきて金銀を盗み、婦女をかどわかして恐れられていました。ある時、剣の達人たちが山伏に変装して酒呑童子の住処へ行き、一夜の宿泊を頼みます。喜んだ酒呑童子は山伏たちが持ってきた毒酒をグビグビ飲んで寝込んでしまいます。山伏たちは酒呑童子の首を切り退治しました。死に際に鬼は、首から上の病を治して人々を助けること約束し、「首塚大明神」として祀られています。鬼が改心して神様になり「めでたし」となるのは、いかにも日本的ですね。
科学が発達していない時代に「鬼」と恐れられたのは、目に見えない「疫病」でした。人々が急にいなくなるのは恐ろしい鬼の仕業だとされたのでしょう。
コロナも目に見えない、人間の力で制御できない病という点で、現代の「鬼」なのでしょう。
アニメ「鬼滅の刃」が大ヒットしています。
鬼に家族を殺され、唯一助かった妹も鬼にされた炭次郎が次々と現れる鬼を退治しながら妹を人間に戻す方法を探すというストーリーです。
コロナはまるで鬼滅の刃と同じに思えました。
鬼に食い殺されるとは、コロナにかかって死者が出ること、
食いつかれて鬼にされた人が人間を襲いまた鬼になってしまうのは、病気にかかった人がまた病気をうつしてしまう恐ろしさでしょう。
そう思うと誰が感染したか、鬼探しになってしまうのだと理解できました。
さしずめ炭次郎や山伏は、コロナと最前線で戦う医療従事者でしょうか。
「君子危うきに近寄らず」目に見えないだけに、今は自粛して鬼に近寄らないことしかないのかもしれません。
でもね、この自粛期間ってとてもチャンスだと思うんですよ。
今まで世界中が「立ち止まる」なんて、想像すらできないことが起こっているのですから。
日常業務に追われて「いつかやるといいな~」と思ってもできなかったことをやれる時間をもらえたと捉えれば、めちゃくちゃチャンスじゃないですか。
起こった事象を必然と捉えて、「私は何ができるんだろう」と考え行動していきたいと思っています。
現代の鬼騒動も後の世には「めでたし、めでたし」と振り返りたいものです。
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山本由紀子
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