黄檗山萬福寺のお月見煎茶会へ再び☆白雲庵で普茶料理
「ゆっこさんは遊んでいるのか、仕事しているのか境目がないですね」
おっしゃる通り^^
昨年、着付け教室に来てくださっている方に連れて行ってもらった煎茶のお茶会があまりに楽しくて、、、
今年も行きた〜い!!
お客様をお誘いして行ってきました。
昨年、初めて行った時のお話はこちらです。
煎茶伝来の宇治・黄檗山萬福寺で煎茶のお茶会
煎茶道の総本山は、中国から煎茶を伝えた隠元禅師が創建した「黄檗山萬福寺」
宇治の一つ手前の駅が「黄檗(おうばく)」
だから宇治茶が有名なんですね。
まずは普茶料理の老舗「白雲庵」でランチです。
普茶料理は僧侶が茶を飲みながら食べる精進料理です。魚介類や肉類は使いませんが、野菜を主材料に、ゴマ油などをうまく使い、魚介類や肉類を使ったように見せる「モドキ料理」が多くあります。
階段の後ろの欄干は萬福寺と同じ「卍くずし」でした。
紅葉を始めたもみじが鮮やかでした。
最初に出されたのは蘭の花が塩漬けにしたお茶、絵になる花です。
胡麻豆腐におひたし、湯葉、
うなぎもどき、山芋、うめ、茄子、、、全て説明してくださったのですが忘れるくらい一口大で種類が多く、お腹がいっぱいになりました。
この後に天ぷら。
レンコン、サツマイモ(今まで食べたサツマイモとは全く別物)イチジクなど五種類くらい色々出ました。
全て野菜に味がついていて、そのまま塩もお出汁も付けず美味しくいただきました。
季節の炊き込みご飯は松茸ご飯でした。
この後、デザートが霊芝の実が入ったオシャレなゼリーでした。
「精進料理というと罪悪感がないね」
野菜ばかりで工夫されたお料理はヘルシーできっとカロリーも抑えてあったと思います。
一品一品の量が少ないので、こんなのでお腹がふくれるのかと主催者としては心配しましたが、色々出してくださって満足感たっぷりのお料理でした。
和食の基本は「一汁三菜」と言われますが、普茶料理は「二汁六菜」
倍もご馳走でした^^
「もう1日分、遊んだ気分」美味しいものをたっぷり食べて、ゆったりとした良い時間でした。が、これからのお茶会が本番です。続く
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