夏物ってどんなもの?夏物と冬物、どこが違うのでしょう。

着物

「冬物はあるので夏物の帯と帯揚げ、帯締めを合わせて欲しい」とMさまが来てくださいました。

Mさまの帯合わせについてはこちらをご覧ください。帯と帯締めは着物に合わせるのではありません、着る人の個性に合わせるのです☆着物は帯合わせで楽しむ

冬物と夏物では生地の織り方が違っていて、透けます。

 

 

夏の帯締めもレースのように透けています。

 

絽の夏帯揚げです。横に線状に見えているところが透けています。

 

夏物の着物や帯は「絽(ろ)」「紗(しゃ)」「羅(ら)」などと呼ばれる織り方で織られています。

 

夏物の織り方が、短い一字で表されるのは面白いですね。

 

絽や紗の透ける着物は7、8月だけですが、帯や帯締め、帯揚げは6月から夏物に変え、9月の中旬まで使います。

 

透ける着物や帯を着た人を見ると本当に涼しげです。それは見た人に涼しさを届けて楽しんでもらう日本人の気遣いでしょう。

 

 

これからの季節は急に暑くななります。

単や薄物の着物がまだ早いと感じる時は、肌着や長襦袢を早めに変える事で着物が涼しく快適に着られます。

 

見栄えはあまり変わらないので早めに変えるのもいいですよ。

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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