帯と帯締めは着物に合わせるのではありません、着る人の個性に合わせるのです☆着物は帯合わせで楽しむ

お見立て

「帯で感じが全く変わるね」「帯締め1本で素敵になったね」

無地の着物をお預かりして、染め替えた着物が出来上がりました。

前はピンクの濃い色の袷(冬物の裏付き)だったのを、爽やかな水色の単(ひとえ:裏無し)に染め替えて仕立てさせていただきました。

着物って世界中どこの衣服も真似ができない、本当にエコです!

色も寸法も、着る時期だって変えて新しい着物に蘇るのですから。

 

 

ひとえの着物は、気候の温暖化に伴って4月終わりゴールデンウイークから6月いっぱいと9月から10月上旬まで着られます。

 

裏が付いていない分、とても軽くて着やすいです。

 

ひとえに結ぶ帯は5月は冬帯、6月は夏帯、9月前半はまだ暑いので夏帯、後半から10月は冬帯にします。

 

 

ところでMさまは冬帯は素敵なものを何本もお持ちでしたので、夏帯と帯揚げ、帯締めを合わせさせていただきました。

6月にお茶会があるので、その時に着て行かれるそうです。

5、6月や9月は結婚式や儀式も多い時期なので単は一枚あると着ていくものを心配しなくて済みます。

気候が温暖化しているので、春は早まり秋は遅くまで着られるので単の時期はどんどん長くなっています。

 

 

帯や帯締めを合わせる時に注意することは

1、下において合わせてはダメです。立てて少し離れたところから見ましょう。

 

 

2、帯は着物に合わせるのではありません、着る方に合わせるものです。

  着てみて鏡で見てみるのが間違いありません。

 

例えばこの水色の着物は、帯はかなり色々なものが合います。

実際に着てみていただいて、Mさまがもっとも素敵に見える帯を選びます。

 

3、帯締めも着る方に合わせます。

 

紫やピンク系統、グリーンなどの帯締めも着物と帯には合いますが、Mさまには山吹色(黄色の濃い色)を個性的に合わせました。きれいでしょ!!

 

4、帯揚げは全体の着姿を見てバランスよいものにします。

 

帯揚げと帯締めをセットとして考え、同じ色にすれば間違いないと思っていらっしゃる方も多いのですがそれは間違っています。

 

例えばMさまのように帯締めをポイントで効かせた場合、帯揚げに同じ色を持ってくると黄色が勝ちすぎてしまいます。帯締めも帯揚げも横の線なので横にばかり目が行ってしまいます。

Mさまには白地に少し線柄が入った帯揚げにしました。爽やかな感じになりました。

 

いかがでしょう。

着物や帯が着る方を引き立てて、全体の着姿が綺麗でバランスが良いことを目指します。

 

「出来上がったら試着して、近くのカフェへお散歩に行きましょう」と妄想は膨らみ、思わず笑顔になりました。

着るのが楽しみですね♫

 

 

 

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山本由紀子

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明治創業、岐阜の山本呉服店に生まれ着物に囲まれて育つ。大学時代を京都の親戚で過ごし金沢の呉服屋さんで勤め山本呉服店入社、代表取締役。雑誌商業界などで「売らず...

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